もはや瀕死の状態だった106S16の電動パワステポンプですが、ついに最期をみとる時期にきたようです。
<過去の記事はコチラ>
2019.4.22
プジョー106S16 電動パワステポンプ(モーター)三度死ぬ!!
エンジン始動で重ステ。
ハンマーでガツン!といっても重ステ。
ハンマーで叩く位置を工夫すると一瞬パワステが2分効き。
アイドリングで放置すると再び重ステ。
9月の車検までは何とか凌ぎたかったのですが、ちょっと無理そうです。
せめて新型コロナウイルスの感染拡大がもう少し落ち着くまでは延命したいなぁ…と思い、最後の「悪あがき」をしてみることに。
まず、パワステフルード(パワステオイル)は1年前に交換しているので、汚れていません。
そして、漏れている様子もありません。
写真:現在のパワステフルードの状況
ほぼ間違いなくパワステポンプの故障なので、よくある漏れ止め剤ではなく、パワステポンプに作用する添加剤を探したところ…
ありました。
メタライザー(METARIZER CORPORATION)というメーカーの「軽ワザ パワーステアリング修復剤 40ml」という商品です。
<Amazon商品説明より>
パワーステアリング用のメタライザーです。
パワステフルードに混入し、ステアリングに油圧を送るベーンポンプの性能を回復させます。
縦列駐車の時など、大きくハンドルを切る時にハンドルの軽さを実感できます。
元々ハンドルの重い車や、インチアップした事で重くなった車にオススメです。
また、エンジンの非力な小型車ではパワステに取られるパワーはエアコン同様に走行に大きな影響を及ぼしますので、軽自動車やコンパクトカーにもオススメします。
ベルト油圧式パワステを前提にした商品のようですが、
電動油圧式パワステに使用してもOKとのこと。
まぁ、どうせ死んだパワステポンプなので、細かいことは気にせず投入してみます。
う~ん、見た目は胃カメラ検査の前に飲む「胃の中の泡を消す薬」に似ていますね(笑)
と、そんな意味不明な余談はさておき、まずは内容量40mlよりも少し多めにパワステフルードを抜きまして、
添加剤を注入した後に、アッパーレベルまでフルードを戻します。
戻しきれなかった分は、取り合えず空容器に入れておきました。
そして、何度か据え切りを繰り返したり、近所をグルっと一周回ったりして添加剤を循環させます。
再びリザーブタンク内をチェックしてみると、
何だかエグイ色をしています。。。
そもそも循環していないのか、循環した結果この色なのかは不明ですが、
その効果はと申しますと…
異音が増幅しました!笑
これまでは、ミューミューという異音が鳴っていたのですが、新たな異音が鳴り始めました。
パワステポンプが職場放棄しているときは異音もありません。
ここから、ハンマーで叩いてパワステポンプを強制稼働させると、
ビィービィーという異音が発生するようになりました。
さらに、ステアリングを切ると、
ヤバイくらい異音が発生します!
車内からは、こんな感じに聞こえます。
まぁ、ある程度は想定内なので、現実逃避して洗車をすることにしました(笑)
写真:スッキリ洗車後の106S16
このまま少し馴染ませたら、パワステフルードをもう1回交換してみる予定です。