サクッとリアサス交換を終える予定だったゴリラ君ですが、素人作業ゆえ、色々と面倒なことになっております。
<過去の経緯はコチラ>
2019.11.25
リアサスペンション交換(スイングアーム側のボルト溶接が外れた??)
2019.11.30
スイングアーム交換(リアサスは結局外れず…)
そんなこんなで今回は、スイングアームから外れなくなってしまった右側のリアサスを外すべく頑張ってみます。
状況はと申しますと、リアサス下部をスイングアーム側のボルトに固定するための袋ナットが空回りしてしまっており、右に締めても、左に緩めても、何も起きません。
私は素人ながらに、
「スイングアームに固定されているボルトの溶接が外れて、袋ナットを回すとボルトごと空回りしている!」
という診断を下しました。
そして、リアサスが外れた左側のボルト溶接箇所を見て、
「間違いない!」
と確信しました。
どうでしょう?
いかにも外れそうな構造だと思いませんか??
現在の断面図は、おそらくこんな感じです。
中心のボルト(青く塗ったところ)が空回りしているのであれば、スイングアームの裏側から切り込みを入れて、そこをマイナスドライバーで押さえつつ袋ナットを回せば、ナットが外れるはず。
という訳で、上の図の赤い印ところに切り込みを入れるべく、鉄ノコで削っていきます。
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
途中で「刃こぼれしまくりの鉄ノコでスイングアームを切る」ことが「銅の剣でラスボスに挑む」くらい無謀であることに気付いたのですが、もう後戻りはできません。
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ある程度まで切り進んだところで、気付いてしまいました。
スイングアーム側のボルト溶接は外れていません!
完全に私の『誤診』です!笑
(ホンダさん、溶接の強度を疑って申し訳ございませんでした。)
ということは、ステンレス製に交換した袋ナットか、ボルトの山が潰れてしまったということになります。
こうなったら、「ナットを割る」くらいしかリアサスを傷付けずに外す方法が思いつきません。
思い切って割ることにしました!
大体のナットブレーカーには「ステンレスや熱処理済のナットは切断できません」と書かれていますが、まぁ大丈夫でしょう♪
割れませんでした!笑
(ナットブレーカーの方がダメージを受けました。)
袋ナットだからなのか、ステンレスナットだからなのかは分かりませんが、ナットブレーカーで割ることは諦めて…
切ります!!
『銅の剣』で(笑)
リアサスに傷が付かないように養生しまして、
最初は袋ナットの「袋」から。
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
そして、ボルトごとナットを切り進めていきます。
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ ガリゴリ
ナットの先にはワッシャー1枚を挟んでリアサスがあるので、最後は養生を外して慎重に進めていきます。
ギリギリのところまできたら、マイナスドライバーでこじて…
パッカーンと割れました。
外れたリアサスは、天気の良い日に再び交換するとして、次はフロントフォークですかね。
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