今回はクラッチ回りの調整をしてみます。
ゴリラ君を譲り受けた際、前のオーナーさんのご自宅から自走で引き上げたのですが、初めてクラッチを握った瞬間に「クラッチが渋いなぁ…」と感じました。
そして、クラッチを切ってギアを1速に入れた瞬間、『ガコッ!』という音と結構な衝撃とともに前に飛び出しました。
取り敢えずはそのまま走り始めたのですが、シフトチェンジの都度『ガコンッ!』『ガコンッ!』と衝撃がくるので、近くのコンビニに停めて、ワイヤーの張りを調整してみることに。
いくら締めてもクラッチが完全に切れるポイントが出ず、締めすぎるとキックがスカスカ(クラッチが切れた状態になってキックスタートができない)状態に。
クラッチワイヤーがダメかな?と思いつつも、クラッチ側での調整(※)も試みますが…
しっくりくるポイントは出ません。
(※)
1.クラッチカバーを開ける(ワイヤーは緩めた状態)
2.10mmのスパナかメガネレンチでロックナットを外す
3.センターボルトをマイナスドライバーで緩める
4.センターボルトを締めていき、抵抗を感じたところから1/8回転くらい戻す
5.センターボルトをマイナスドライバーで押さえつつロックナットを締める
6.クラッチカバーを閉じる
7.ワイヤー側で微調整
という訳で、クラッチワイヤーを発注しました。
写真
純正部品№:
22870-165-640 1,797円(税込)
クラッチワイヤーの交換は、他のバイクと同じく、クラッチ側とレバー側にタイコを引っ掛けるだけなので、ものの数分で完了します。
んでもって、再度クラッチ側の調整をします。
今回は、「抵抗を感じたところから1/8回転くらい戻す」という基準を無視して、「目いっぱい締めたところから、キックの抵抗が出る辺りまで戻す」という方法にしました。
これで良いのかは分かりませんが、シフトショックも許容範囲になったので、一応これにて完治ということで様子をみます。
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<2020.10.5追記>
クラッチが戻らなくなったので、クラッチ周りの部品一式を交換したところ、基準どおりの調整でバッチリになりました。
基準どおりに調整しても上手くいかないときは、リフタープレートなどの摩耗をチェックしてみると良いと思います。
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ノーマルのモンキー・ゴリラは、1次側のシャフト(=クランクシャフト)にクラッチが固定されているので、ある程度のシフトショックは標準仕様かと思いますが、どの程度が正常なのかは新車のモンキー・ゴリラに乗ったことが無いので、何とも分かりません。
クラッチワイヤー交換&調整後のゴリラ君のシフトショックの現状を表現すると…
「昔乗っていたスーパーカブ(C50)くらい」
です!笑
写真:ホンダHPより(十数年前にコレの紺色に乗ってた時期がありました)
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