車検直後に再入院しておりましたテンサンラリーの治療が完了したとのことで、出先から電車を乗り継いでお迎えに行ってきました。
<入院の経緯はコチラ>
http://www.mn-tax.jp/garage/archives/7948
今回の治療では、色々と診断をして頂き2つの要交換部品を特定して頂きました。
まず1つ目がコチラ!
これはエアコンコンデンサ用の冷却ファン(後付け)なのですが、奥側のラジエター用の冷却ファン(純正)と共回りするように配線されています。
(並行輸入時にエアコンを取り付けたショップによって配線方法が異なるので、個体差はあると思います。)
パッと見は問題なさそうなのですが、モーター軸が固着気味で、回ったり回らなかったり。。。
人間も自動車部品も、歳をとると気難しくなるものですね(笑)
下記動画は、オーバーヒートした直後に相方が撮影したもので、エンジンを停止してから暫くした後に、冷却ファン動き出しています。
(音量にご注意下さい。)
そして、コチラが新しい冷却ファンです!
旧ファンと同じくSPALの汎用品(Made in Italy)で、ショップおまかせにて選んで頂きました。
エンジン音が邪魔で比較し辛いですが、ファンの音は従前と比べてかなり静かになりました。
(音量にご注意下さい。)
次に、2つ目。
コチラは、冷却ファンの作動タイミングを司る水温センサーです。
ちょっと写真では分かり辛いですが、「97」と刻印されており、水温が97℃になったら冷却ファンが回り始め、おそらく92℃になったら停止するようになっていました。
新しく取り付けて頂いた水温センサーはと申しますと、
このSAMCOのアッパーホース(青色)の真下辺りについていて、写真が撮りづらく…
何とかスマホを押し込んで撮ってみました。
(モノ自体は、冷却ファンと同じくショップにお任せしました。おそらく他車用の流用だと思います。)
なお、冷却ファンの作動タイミングについては、これまでの97-92℃からマイナス5度の92-87℃に変更して頂いております。
これまでは、エンジン停止後に冷却ファンが回り始めたり、動作タイミングが不安定だったりしていましたが、ゴチャっとした配線を整理して引き直して頂いたので、冷却ファンが分かりやすく作動するようになりました。
以下、具体的な動作の流れを撮ってみました。
まず、走行開始直後から水温が上昇し始めます。
まだまだ上昇します。
すると一定のところで冷却ファンが作動します。
写真:純正メーター水温計のこの位置でファン始動(水温はおそらく約92℃)
写真:毎回同じ温度で作動開始することを確認
そして信号待ちの状態でも、冷却ファンが回ると水温が下がり始め、やがて停止します。
写真:純正メーター水温計のこの位置でファン停止(水温はおそらく約87℃)
きちんとした水温計を取り付けるのがベターですが、当面の間は、純正メーターの水温計にマジックで数字を書き足しておけば良いですね(笑)
写真:久々に106が2台揃いました!