本日から3日間、全国各地で平成30年度(第68回)税理士試験が実施されています。
年に1回の本試験!
受験生の皆さまには、これまで積み重ねてきた勉強の成果を余すことなく発揮して頂きたいと思います。
写真:オフィス近くの立教大学にて本日撮影
ではここで、私が自分の失敗例から得た税理士試験を勝ち抜くためのポイントを2つご紹介したいと思います。
まず1つ目は、「分からなくても何か書く!」です。
私は、平成16年度の試験で「簿記論」に落ちました!!
専門学校では、全国トップクラスの好成績を記録していたにも関わらずです(笑)
その原因は、簿記論の試験範囲ではない「法定実効税率」に関する出題に対して、良く分からなかったので早々に見切りをつけて、他の難問に時間を割いてしまったからです。
結果的に、私が見切りをつけた問題の正解は「0(ゼロ)」でした。
分からないなりに少し考えて「0(ゼロ)」と記載すれば良かったところを、空欄にしてしまったのです。
税理士試験には傾斜配点という仕組みがあり、難しい問題に正解しても配点が来ないケースが多々あります。
私の場合は、「驕り」があったというのも失敗の要因かもしれませんが、年に1回の試験ですので、不格好でも貪欲に1点を狙いにいくように心掛けると良いと思います。
2つ目は、「動揺しない!」です。
私は、平成17年度の試験で「法人税」に落ちました!
もちろん、「勉強不足」というのも原因の1つですが、この年の法人税は試験問題のページ数が異常に多かったのです。
試験開始直前に、試験委員の方が正面のホワイトボードに問題用紙のページ数を記載するのですが、その瞬間、当時の受験地であった「関西大学」の教室がザワついたのを今でもハッキリと覚えています。
小心者の私は、分かりやすく動揺してしまい、試験に落ちてしまいました(笑)
自分が動揺しているときは、周りの全員が動揺していると思って、冷静に問題と向き合うよう心掛けて下さい。
以上、あくまでも私の失敗例ですが、現役受験生の皆さまに少しでもご参考頂ければ嬉しく思います。
それではあと2日間、頑張って下さい!!