SRV250のグリップが劣化してきたので、交換することにしました。
ただ、このSRV250のグリップサイズは115mmという原付スクーター並の設定になっていて、このサイズで貫通タイプともなると、選択肢は殆どありません。
私が調べた限りでは、
「デイトナ プログリップ ミニ #724(原付モデル用ショートタイプ)」
以外には見つかりませんでした。
前のオーナーさん付けていた現在のグリップも、おそらくこのプログリップだと思います。
耐震ゲルのグリップなので、振動の多いSRV250には最適だと思いますが、どうも握った感じの柔らかさがしっくりきません。
色々と検討した結果、〝困ったときの純正部品〟ということで、ヤマハ純正品をチョイスすることにしました。
右側は、スロットルとASSYでの供給のようです。
*グリップ(レフト)/部品番号:51Y-26241-00
*グリップアセンブリ/部品番号:51Y-26240-00
SRV250 グリップエンド 4DN1 vs 4DN2
グリップ交換のついでに、キズ、サビが目立つバーエンドも交換することにしました。
こちらの選択肢は、4DN1型に採用されていた前期タイプか、4DN2型から変更された後期タイプの2つです。
我らがSRV250は、4DN2型に該当するので、もともと付いていたバーエンドも後期タイプでした。
後期タイプには、取付部分とウェイト部分の間にゴム材が追加されていますので、形状が変更された理由は振動対策であることは明らかです。
写真:後期タイプのグリップエンド/部品番号:4DN-26246-00
写真:前期タイプのグリップエンド/部品番号:1GU-26246-00
重さの違いは、38gとあまり大きくありませんが、構造が明らかに違いますね。
そして一番の違いは、前期タイプ@1,177円に対して、後期タイプ@6,059円と前期タイプの方がお財布に優しい価格設定であることです。
左右2個で1万円近く違いますから、迷いなく前期タイプを選択しました(笑)
もちろん、見た目も前期タイプの方がスッキリしていて好みだったということが、一番の理由ですが!!
交換作業
交換作業は、比較的かんたんです。
と言いたいところですが、もともと付いていたグリップエンドが固着気味で、これを外すのに予想以上に苦労しました。
あとは、外して付けるだけですね。
右側はスイッチボックスのケースを開け、ワイヤー2本を外してからスロットルASSYで交換します。
左側は、パーツクリーナを隙間に吹き入れながら外して、取り付けの際にもパーツクリーナーを使いました。
パーツクリーナーが乾いてしまえば、グリップが空回りすることもなかったので、グリップボンドは使っていません。
いざ試走!振動は…
今回の交換は、
・耐震ゲルグリップ
↓
・純正ゴムグリップ
・後期タイプグリップエンド(対策品)
↓
・前期タイプグリップエンド(非対策品)
となったので、走行時の振動がとの程度増えるのかは走ってみないと分かりません。
という訳で、早速試走してみたのですが…
3,500rpm~5,500rpm辺りの振動が明らかに増加しました。
もともと、このSRV250が搭載している空冷V型2気筒エンジンは、「~3,000rpmトコトコ」「3,500rpm~5,500rpmドコドコ」「6,000rpm~ギューン」という感じの吹け上がりをしていたので、良く言えば〝中速域の最もVツインらしいところが、よりVツインらしくなった〟ということになります。
ただ、この振動が長時間続くと手が痺れてしまいそうなので、グリップエンドに関しては相方の意見も聞きつつ、今後どうするか検討したいと思います。