前回からの続きです。
【前回の記事】
Z200のフロントブレーキキャリパーを分解してみたところ、本来あるべきゴム部品が不足していることが発覚したので、作業を中断し、部品を発注しておりました。
そして、届いたのがコチラです。
写真:純正品番43052-002(@367円×4)
写真:純正品番:43053-001(@399円×4)
金額的にOリングは汎用品でも良かった気もしますが…まぁ余り細かいことは気にせず、これらのゴム部品を装着して、ブレーキキャリパーを組み戻していくことにします。
まず、超軽めにブレーキパッドの面取りをしておきます。
写真では分かり辛いですが、ただでさえパッド面積が狭いので、バリ取り+α程度に留めています。
面取りの必要性については、賛否両論あるようですが、長いものに巻かれるタイプなので…(笑)
それではブレーキパッドを装着していきます。
ホイール側は、裏側からネジ止めするようになっていました。
装着前に念のため、鳴き止め用のパッドグリスも入れておきます。
長いものに巻かれるタイプなので…(笑)
次にピストン側ですが、こちらはネジ止めではなく、嵌め込むだけのようです。
そう、嵌め込むだけ…
そう、嵌め…
そう…
あれ( ̄ー ̄?)…..?
嵌りませんねー(笑)
念のため、もともと組んでいた古いパッドと新しいパッドを比べてみたところ…
古い方のパッドの側面が削られていることが分かりました。
たぶん、前回パッド交換した人も嵌らなかったので、一部を削ったのでしょう。
( ̄. ̄;)
( ̄。 ̄;)
( ̄- ̄;)ンー
しばし熟慮した結果、福山雅治さんの「HELLO」という曲が頭の中に流れてきました。
『そんなはずはないさ~♪』
そう、パッドの側面を削るなんてことはないはずです!
という訳で、接触部分を真鍮ブラシで再度清掃して、挿入向きや押し込み方を色々と試したところ…
パキッ、パキュ、パキッ、パキュ、パキッ、パキュ
と、玩具の「はしご人形」のように嵌め込むことができました。
もしかするとシリコングリスを入れた方が良かったのかもしれませんが、ブレーキダストを拾ってしまいそうだったので、今回はシリコングリスを極力使用しないようにしています。
そして、無事にブレーキパッドが装着できたところで、キャリパーを組み上げます。
Oリングも忘れずに入れました。
ピストンに押される部分に、鳴き止め用のパッドグリスを塗りました。
長いものに巻かれるタイプなので…(笑)
とここで、キャリパーピストンを戻し忘れていることに気付きました。
写真:ピストンを戻す前
パッドを新品にして厚みが出た分だけ、ピストンを戻さないといけませんでしたね。
外側のロックナットを緩めて、マイナスドライバーで調整ネジを回すと、ピストンが戻っていきます。
キャリパーを車体に戻した後、最後に調整をするので、ここでは多めに戻しておきました。
写真:ピストンを戻した後
そして完成です。
以上、ここまでで深夜の室内作業はおしまいです。
あとは天気が良い日に、このキャリパーを車体に戻して、ピストンとワイヤーの調整をしたいと思います。
写真:調整前(取り敢えずクリアランスを広めにしています)