昨年の末に下記のような記事をアップさせて頂きましたが…
・書籍設例に連動したサンプル弥生会計データの作成(いまさら人に聞けない「中古車販売業」の経営・会計・税務)
お客様の対応で手一杯になってしまい、なかなか手を付けられずにおりました。
しかし、お蔭様で拙書『いまさら人に聞けない「中古車販売業」の経営・会計・税務』の反響も大きく、ようやく着手しました。
Q30 継続車検を受ける車両を販売したときの処理は
事例として選んだのは、書籍P78~の「継続車検を受ける車両を販売したときの処理」です。
ナンバー付車両の販売なので、「自動車税相当額」の論点があり、自賠責保険は新規加入なので「自賠責の手数料売上の計上方法」もご確認頂ける事例なので、我ながらグッドチョイス!だと思います(笑)
書籍をお買上げ頂いた方だけに…と言いたいところですが、そんなケチくさいことはせず、該当部分の書籍の内容もPDFでアップしますので、ご安心下さい。
また、当初は弥生会計のデータをダウンロードして頂く予定でしたが、ご使用になられている会計ソフトも店舗ごとに様々だと思いますので、実際の弥生会計の入力画面を画像データでアップすることにします。
※弥生会計のデータファイルが必要な方がいらっしゃいましたら、個別にお問い合わせ下さい。
まず、書籍P78~P81の事例内容をご確認下さい。
★書籍P78-81(クリックするとPDFファイルが開きます)★
そしてコチラがP79【図表35】の仕訳を入力した際の弥生会計の伝票画面です。
次にP81【図表36】と対応する現金出納帳の入力画面です。
Q36 自賠責保険料の手数料売上の計上方法は
ここまでの段階で、お客様から預った自賠責保険料は保険会社に未送金となっているので、『車販預り金_自賠責』の科目残高が28,780円残っています。
この自賠責保険料を保険会社に送金し、自店の手数料売上を計上する方法については、書籍P97で解説しておりますので、まず書籍のPDFをアップします。
そしてコチラがP97【図表53】の仕訳を入力した際の弥生会計の伝票画面です
ここまでで、継続車検を受ける車両を販売したときの一連の処理が完了したことになります。
いかがでしたでしょうか?
拙書『いまさら人に聞けない「中古車販売業」の経営・会計・税務』では、設例に基いた「仕訳例」や「残高試算表の推移」を随所でご紹介しており、実務に直結できるような内容となっております。
今回ご紹介させて頂いた内容と併せてご参考頂き、日々の実務にお役立て頂けますと幸甚です。