◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
サクっと読みたい方は、ぜひ下記リンクから「総集編」をご覧ください。
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
都内も梅雨入りとなり、ぐずついた天気が続く中、雨の止み間を狙って、入院先である中村モーターサイクル商会さんまでDT50のお迎えに行ってきました。
このDT50を入手したのが、2014年11月3日、中村モーターサイクル商会さんに入院したのが同年12月8日ですので、気付けば1年半もの間、入院していたことになります。
写真:退院直後のDT50
走る、曲がる、止まるに関する部分は中村さんにバッチリ整備して頂きましたが、放置期間や入院期間が長かったバイクとなりますので、退院後は私の手元に置き、リハビリテーションを行う予定です。
走行テスト
では、参りましょうか。
写真:山手通り(OFFICE M.N GARAGE事務所前)
写真:積算走行距離計8,400kmからDT50第2の人生が始まります!
ちなみに、今回の試走コースに選んだのは、都心をウロウロするルートです。
山奥で止まってしまったら大変ですからね!笑。
全体の感想
自分自身で乗りながらの写真撮影が出来なかったので、走行中の写真はありませんが、我らがDT50は、実に元気良く走ってくれました。
絶対的なパワーこそ無いものの、1万回転まで勢い良く吹け上がるエンジンは、乾燥重量76kgという軽量ボディを前に進めるのには十分すぎる性能です。
私自身、20年近くぶりに、このクラスの2スト&マニュアル車を走らせたのですが、パワーバンドが狭くシフトチェンジに大忙しで、全力を振り絞って走るこの感じは、懐かしくも新鮮であり、当時の記憶を鮮明に蘇らせてくれました。
ちなみに、当時友人に借りて乗っていたバイクはコチラ。
ホンダの名機NS50Fです。
いやぁ~懐かしいですね♪
ウィークポイント
好調に走ってくれたとはいえ、25年前のバイクですから、やっぱり不満に思うところというか、機能的に劣る部分があることは否めませんでした。。
例えば、ブレーキ!
特にフロントの効きが甘く感じられます。
新品交換したブレーキシューの当たりが出ていないという要因も多少はあると思いますが、前後ともドラムブレーキですから、まぁこんなモンでしょう。
いずれにしても、車体が軽いので止まらないということは無いです。
そして1番気になるのは、電力(電圧)不足。
6V車の宿命かもしれませんが、とにかく暗いです!
信号待ちで、ニュートラル状態からウィンカーを出すと、ウィンカーの点滅に合わせて、ニュートラルランプが暗くなります。
まぁ、市街地走行メインで、真っ暗闇を走る予定もないので、当面はこのままいきますが、DT50オーナーの皆様が挙(こぞ)って12V化されている気持ちも分からなくありません。
アイドリングが高い気が…
20km強ほど走らせましたが、オイルやガソリンが漏れたり、走行中にガタつきやフラつきが出るといったトラブルは生じませんでした。
ただ、ちょっとアイドリングが高すぎる気がします。
①始動直後(スターターは戻した状態)
1,400~1,500回転くらいですかね。
②そこそこ暖まってきた頃
2,000~2,100回転くらい落着きます。
③ある程度走らせた後
2,700~2,800回転まで上がります。
キャブレターは新品交換しているので、調整の問題かと思いますが、もう少し様子を見たうえで、調整していきたいと思います。
これから先、とりあえず時間を見つけてミッションオイルとクーラントは交換してあげるとして、しばらく走行テストを続けつつ、少しずつ外装の仕上げでもしますかね。
ヤマハDT50レストア大作成!第1部 『完』
こんにちは。私も今年10月にDT50、84年54A型を入手し復活させました。やはり私のも各部グリス切れによる可動部の固着やゴム部品の劣化によるパーツのガタツキ等々ありましたが純正パーツの供給もあり、何とか公道を走行出来るレベルまでになりました。
フルパワー時代の原付、楽しいですよね。
こえつ♪ 様
コメント頂きありがとうございます。
安全基準や環境基準を厳しくすることも大切ですが、やはり当時のバイクには、現代のバイクにはない「楽しさ」がありますよね。
これからもお互いに安全運転でバイクライフを楽しみましょう♪
酒井