CAR LIFE BLOG

Car of memories as a child/太陽のマルシェ


記憶の片隅にある「幼い頃の車の思い出」。

それは、物心が付いた頃にご家族の方が乗られていた車との思い出であることが殆どだと思います。

私も例外ではなく、家族旅行や少年野球の送迎など、いつも父親が運転するゴールドのマークⅡ(※)が活躍していた記憶だけは鮮明に残っています。

(※)当時は「マークⅡ、マークⅡ」と呼んでいましたが、今になって思えば、あの車は、4代目(X60型)のコロナ マークⅡ(1980年 – 1984年)で、正式にトヨタ マークⅡという車名になったのは、その後の5代目からです。

コロナマークⅡ
写真:4台目コロナ マークⅡ(トヨタ公式HPより)

現在執筆中の中古車販売業に関する実務書の中でも、我が国の少子高齢化問題が自動車業界に及ぼす影響について触れていますが、「高齢者の運転免許の自主返納」や「若者の車離れ」などにより運転者そのものの数が減少し、長期的には、車を保有しないことが当たり前の時代、いわゆる「自動車不保有時代」が到来する可能性は大いにあります。

しかし、将来どんな世の中になったとしても、我が娘にだけは、車を好きになってもらいたい!車は安全に扱えば楽しいものであることを知ってもらいたい!と強く願っています。

そんな私たちが、フィアット バルケッタという車を保有することになったとき、心に決めたことがあります。

『娘が3歳になったら、天気の良い日に幌を開けて、バルケッタの助手席に乗せてやろう!』

『車は単なる移動手段ではなく、“移動を楽しむ”ことができる乗り物であるということを教えてやろう!』

最初のチャンスは、3歳になって間もない昨年の秋でした。
オープンカーに法的な年齢制限がある訳ではありませんが、私たちなりに安全面などを考慮して決めた3歳という節目、しかし昨年の秋は、バルケッタが長期入院(※)を強いられていたため、実現しませんでした。

(※)長期入院の原因となった「バルケッタフロア補修物語」
第1話:プロローグ
第2話:診断
第3話:方針
第4話:精密検査
第5話:病院紹介と退院
第6話:補修作業
第7話:附随作業

そして、寒い冬を凌ぎ、花粉の時期も過ぎ、梅雨入りまでの今の時期こそが2度目のチャンス!!

という訳で、一昨日の土曜日、待ちに待った我が娘のオープンカーデビューに出掛けてきました。

これが…

幌オープン前

こうなって…

幌オープン後

準備万端!

オープン準備完了

いざ出発!

幌オープン出発

助手席ドアから辛うじて頭が出ていますね。

幌オープン後から

後からは、助手席に人が乗っている様には見えません…。

あっ、申し遅れましたが、ご覧の通りバルケッタは2人乗りなので、私は乗せて貰えず、後ろからバイクで追走です…。

そんなこんなで、休日の首都高を快走して目指した先はコチラ!

太陽のマルシェ

都営地下鉄大江戸線 「勝どき」駅すぐの月島第二児童公園で開催されている日本最大級規模の都市型マルシェ「太陽のマルシェ」です。

旬の野菜や果物、そして自然食品など、出店者さん拘りの品を『買う』もよし、カラフルなキッチンカーが並ぶ飲食エリアで『食べる』もよし!
気になった方は、太陽のマルシェ公式サイト(http://timealive.jp/で開催スケジュールをチェックして、ぜひ足を運んでみて下さい。オススメです!

ちなみにこの日は、以前に「仕事と愛車」のインタビュー企画に登場して下さった自然酵母のパン屋さん『ブーランジェリー・クロノのクロノキヨエさんも出店されていました。

ブーランジェ(パン職人)/黒野 清江さんの『仕事と愛車』(前編)
ブーランジェ(パン職人)/黒野 清江さんの『仕事と愛車』(後編)

クロノさんのブース
写真: ブーランジェリー・クロノさんの出店ブース

私たちと同様に、普段は通販でクロノのパンを購入している皆様も、もし機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。こうしたイベントでしか販売していない種類のパンもあり、何より黒野さんと直接お話ができるので、オススメです。

そんなこんなで、太陽のマルシェを目いっぱい楽しんだ後は、銀座のド真ん中を抜けて、皇居の周りを4分の1周ほど走り、JR新宿駅の目の前を通過して自宅がある練馬区へ帰りました。

帰路の途中からは爆睡だったそうですが、3歳児の脳裏には、屋根の無い小さな黄色い車との思い出が刻まれたのではないでしょうか。


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