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走行テスト目前まで仕上がって参りました我らがDT50ですが、今回は消耗品の交換を中心とした作業となります。
DT50 ドライブチェーン交換
では早速、ドライブチェーンの交換作業から参りましょう。
この写真は、DT50を入手してすぐに撮影したものなのですが、ご覧のとおり、ドライブチェーンは錆び錆びで使用できない状態だったので、リア足回りの作業時に既に外してしまっており、今回はドライブチェーン無しの状態からスタートです。
まず、今回使用するドライブチェーンはコチラです。
RKジャパンのスタンダードシリーズチェーン420MS!
いわゆる「ノンシールチェーン」ってヤツです。
早速取り付けたいところですが、ちょっとその前に、スプロケットの状態を見ておきましょう。
これは、フロント側のドライブスプロケットの写真です。
汚れ過ぎていて状態が良く分かりません!笑。
チェーンオイルと埃が混ざった汚れをせっせと取り除きますと、こんな感じです。
かなりキレイに清掃して頂いたので、状態が良く確認できるようになりましたね。
汚れの中から登場したドライブスプロケットは、多少の減りが見られますが、使用可能なレベルなので、取り敢えずこのまま使用するこのとにします。
リア側のドリブンスプロケットも同様に減っていましたが、取り敢えずは、このまま取り付けて、試走準備を進めることにしました。
それから、作業過程でスイングアームの内側にキズがあることが判明しました。
チェーンが伸びて弛んだ状態で走行した際に、チェーンとスイングアームが接触して付いたキズだと思われます。
走行に支障があるキズではありませんが、チェーンの張り具合は定期的に点検しないといけませんね。
DT50 タイヤ交換
次にタイヤ交換です。
乾燥した鏡餅の如くヒビ割れてしまったコチラのタイヤを交換するのですが、タイヤを外してビックリ!
フロントホイールのリムの内側は錆が酷い状態でした。
これらを放置して更に錆が進行すると、グザグザになって尖った錆が内側からチューブを傷付けてしまい、パンクの原因になってしまうので、可能な限り錆を取り除いて筆塗りでタッチアップしてから、タイヤを組んでいきます。
ちなみに、今回は、DUNLOPの>K350というタイヤをチョイスし、サイズはもちろん純正(F:2.50-19 /R:3.00-17)と同サイズで、チューブとリムバンドもあわせて交換しています。
写真:DUNLOP_2016年MCタイヤ総合カタログより
そしてコチラがドライブチェーン&前後タイヤ交換が完了したDT50の姿です。
え~っと…もう走って良い状態なのでは Σ(゚д゚;)
次回は、走行テストに際しての最後の点検をして、いよいよ…走ります!