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バルケッタ フロア補修物語【第4話:精密検査】


第4話目となる今回は、車内側から錆の状態をより詳しく見ていきます。
状態があまりに酷いとFRP補修では対処できない可能性もありますからね。

助手席側(右側)

まずは、助手席側から内装をバラしていきます。

シートメンバー位置

シートメンバーのところに赤い線を引いておきましたので、クローズアップ画像をご覧頂く際に位置関係の目安にして頂ければと思います。

2枚目(右サイドシル抜け(上から)

これは、サイドシル部分の写真です。

完全に抜けてしまっていて、地面が見える状態にありました。
しかし、この程度は下回りの状態から予測できた範囲なので、良しとしましょう。

次は、シートメンバー後方部分の写真です。

3枚目(シートメンバーより後も…(上から))

赤い線のシートメンバーより後方にも錆が侵食しており、補修範囲が当初想定より広くなってしまいました。

補修範囲が広くなった分は、予算アップは否めませんね (TдT)

少し分かり辛かったと思いますので、今回ご紹介した2枚の写真の撮影方向を矢印で示しておきます。

場所を示す

運転席側(左側)

次に、運転席側の内装をバラしていきます。

結論から申しますと、運転席側の方が悪い状態でした。

サイドシルが抜けているのは、助手席側と同じですね。

左側サイドシル

しかし、フロア部分の腐食範囲が広く、錆を削る前(軽く叩いて落ちる範囲)で、これだけの大穴があいてしまう状態でした…。

左側フロア

それでも、この程度であればFRPによる補修で問題なく対処できるレベルとのこと、フロアが錆びたクルマを所有するのも、そのクルマを補修するのも初めての経験なので、少し楽しみになってきました♪


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