ZR-7の納車日が近づいてきて、不安と期待が最高潮の新米ライダー相川です!
とりあえず、必要となりそうなものを先に揃えておこうと思い、バイクカバー、ワイヤーロックそしてタンクパッドあたりを物色しているところなのですが、一応相方にも確認しておこうと思い、何か必要なものがあるか聞いてみましたところ、予想外な答えが…。
「ポジティブニュートラルファインダーとKLEENについて、ちょっと調べて勉強しておいた方が良いと思うよ。」
ん?何だか初めて聞く言葉が出てきましたね。
どうやらZR-7(というよりカワサキ車)に乗るのであれば、ポジティブニュートラルファインダーという機構は、知っておくべき必須項目だそうです。
また、KLEENというのは、平成12年二輪車排出ガス規制に適合する為に、カワサキが独自に採用している排気ガスをキレイにするシステムなのだとか。私が購入したZR-7は、平成13年(2001年)年3月発売の後期型[ZR750-F3]なので、このKLEENが採用されているそうです。確かに、よくよく見ると右サイドカバーには「KLEEN」というロゴが入っていますね。
ポジティブニュートラルファインダー
まずは、ポジティブニュートラルファインダーについて勉強しようと思い、取り敢えずZR-7の取扱説明書を読んでみますと、45ページの「走り方」という項目のところに、こう書かれています。
<要点>
車が静止状態の時は、ニュートラルから1速にしか入りません。
何だか意味が良く分からなかったので調べてみたところ、ZR-7を含む一定のカワサキ車は、信号待ちなどで停車したときにニュートラルより上(2速以上)にギアが入らない仕組みになっていて、この装置を「ポジティブニュートラルファインダー(PNF)」というそうです。
PNFの良いところ
信号待ちなどで1速からN(ニュートラル)に入れる際、誤って2速に入ることがないので、私の様に1速→Nに入れるのに毎回ギクシャクしている新米ライダーには大変重宝する機能だと言えます。
PNFで困ること
色々と調べておりますと、皆様口を揃えて「押しがけのときに困る!」と仰っています。
停車時は1速かNにしか入らない訳ですから、2速(または3速)で押しがけをする際に困ってしまう訳ですね。
ZR-7の押しがけには手を出すな!___φ( ̄^ ̄ )っと!笑
PNFの仕組み
えーっと、シャフト側に切り溝があって、そこにボール(鉄球)が入っています…と。停車時には、ギアのスライド量が制限されていたものが、走り始めてミッションが回転すると遠心力でギア側の穴に鉄球が入り…う~ん、私にはちょっと難しくて理解することは困難でしたが、とてもシンプルな構造になっているそうです。
Nから1速に入れる時にガチャコン!という音と共にと軽い衝撃が伝わるが、カワサキ車の標準装備だと思って気にするな!___φ( ̄^ ̄ )っと!笑
KLEEN(Kawasaki Low Exhaust Emission system)
KLEENというのは、排気ガスをキレイにするシステムとのことですが、具体的には「KCAとハニカム触媒による排出ガス浄化システム」のことを言うそうです。
KCA…?ここでまた、新たな言葉が出てきましたね…。
KCAというのは、「Kawasaki Clean Air」の頭文字を取ったもので、排気ポートに新鮮な空気を導入することで排出ガスを再燃焼させ、HC(ハイドロカーボン・炭化水素)やCO(一酸化炭素)を大幅に低減させる仕組のことを言うそうで、ZR-7が国内モデルとしては初めてKCAを搭載した車種(前期型[ZR750-F1]から既に搭載)なのだとか。
未燃焼ガスをもう1回エアクリ側に戻すのだと思っていました…
最初に「排出ガスを再燃焼させる」という仕組を聞いたとき、てっきり、排気ポートから未燃焼ガスをまたエアークリーナーに循環させて、新鮮な空気と一緒に未燃焼ガスを再燃焼させるシステムだと思ってしまいました。でもこれだと、燃え残りの空気をまた吸気して燃焼させることになるので、何か違いますよね…。
正しくは…
排気ポートに新鮮な空気を導入して、酸素を排気ガスと結合させ、排気ポート以降の排気ガスの酸化を促進(燃え残りを再燃焼)させることで、より完全な燃焼を実現させる仕組みのようです。これなら納得ですよね。
新鮮な空気をちょい足しして、再燃焼を促す仕組み___φ( ̄^ ̄ )っと!笑
以上が、私なりに調べて解釈した内容なのですが、間違いがないか相方に確認してみましたところ…
「ワシも詳しいことは分からんねん♪」
との回答!
この男、税理士としては満点で、夫としても父親としても及第点なのですが、たまに人間として如何なものかと思うときがあります…笑。
この記事をご覧頂いた方で、誤りなどに気付いた方がいらっしゃいましたら、気軽にコメント頂けますと嬉しく思います。