どんより曇り空の本日は、目白警察署と目白防犯協会が主催する「警察署別古物商等法令講習会」に参加してきました。
講習会のメインは適正な古物営業に関する項目ではありましたが、講習会の冒頭に「特殊詐欺の現状」に関する案内がございました。
なんと、令和5年度の特殊詐欺による被害は、
✅ 被害件数 2,918件
✅ 被害額 81億5千万円
という数字だったそうです。
特殊詐欺と言えば、
✅ オレオレ詐欺
✅ 架空料金請求詐欺
などが真っ先に思い浮かびますが、ここ最近では「還付金詐欺」と「サポート詐欺」の被害が相次いでいるそうです。
この記事の中で、それぞれの特殊詐欺の手口についてご紹介させて頂きますので、ぜひ被害に遭わないようご参考頂ければと思います。
還付金詐欺の手口
・役所の職員を名乗る人物から電話がかかってくる。
『還付金の手続きが済んでいないようですが、通知書は届いていますか?』
・当然そんな通知書は届いていないので、その旨を伝えると…
『今ならATMで受け取れますので、銀行職員からの連絡をお待ち下さい。』
・しばらくすると、銀行職員を名乗る別の人物から電話がかかってきて、銀行ATMまで誘導されてしまう。
サポート詐欺の手口
・WEBサイトなどを閲覧していると…
『ウイルスに感染しました』というメッセージとともに『サポートの電話番号』が表示される。
・焦って表示された電話番号に電話してしまうと…
『リモート操作でウイルスを除去します』という案内を受ける。
・そのまま指示に従ってパソコンを操作してしまうと、ネットバンキングを使って犯人の口座に送金させられてしまう。
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