なぜ突然2ストスクーターの話題をぶっ込んできたかは後日説明するとして、ライブディオには「前期」「中期」「後期」が存在します。
厳密には、排ガス規制の前後で大きく分かれるので、
・前期 → 規制前 前期
・中期 → 規制前 後期
・後期 → 規制後
と分類するのが正しいかもしれません。
年式別で見てみると、
・前期 → 94〜96年
・中期 → 97〜99年途中まで
・後期 → 99年途中から〜02年
といったところでしょうか?
車体番号などについても後述しますが、まずは世界のホンダさんの公式ニュースリリースを総まとめにしたので、下記をご覧下さい。
1994年01月14日
画期的なセンタースタンド・ロック機構を採用した新型メットインスクーター「ホンダDio」3タイプを発売
https://global.honda/jp/news/1994/2940114.html
本田技研工業(株)は、’88年に発売以来、約6年間で生産累計150万台を突破するなど、若者を中心に大好評を得ているメットインスクーター「ホンダDio」シリーズに吸・ 排気効率を一段と向上させた新設計のハイパー・エンジンや、ホンダ独自の画期的なセンタース タンド・ロック(ロックイン)機構を搭載するなど外観デザインを一新すると同時に、性能・機 能を一段と向上させた新型3タイプを追加し、「ホンダDio」と「ホンダDio ZX(ジー エックス)」は1月21日より、また「ホンタDio SR」は2月8日より発売する。
このDioは、今回新たにフルフェイス・ヘルメットはもとより、小物の収納にも便利で好評を得ているセンタートランク(メットイン)内に設けたロックレバーを操作することによってセンタースタンドをロックし、盗難の難易度を高める画期的なロックイン機構を採用。
キー操作で施錠・解錠ができるセンタートランクへのヘルメットの出し入れの際に、一連の動作の中で操作出来るという簡便さを実現するとともに、従来のメインスイッチと一体化されたハンドルロックと併用することで容易に複数施錠が可能となっている。
エンジンは、シリンダーを水平に配置することで、吸・排気系を可能な限りストレート化し、吸・排気効率を高めた新設計の空冷・2サイクル・単気筒49ccを搭載。Dio ZXは、特に中・高回転域での伸びやかな加速を生み出すトップクラスの最高出力(7.2PS/6,500rpm)を発揮。DioとDio SRは、低・中回転域重視の滑らかで力強い出力特性(7.0PS/6,500rpm)を発揮させている。
また、いずれも無段変速機構(Vマチック)との組み合わせによりスポーティさと扱い易さを両立させている。
さらに、エンジンとマフラーにラバーマウントを採用し、高回転域での振動を低減している。
また、水平エンジンの優れたスペース効率によって、フロアステップ下への燃料タンクの配置ともあいまって燃料タンク(5.0L→5.3L)とエンジンオイルタンク(1.2L→1.3L)の大容量化と、センタートランク底面のフラット化も実現し、使い勝手をさらに向上させている。
なお、センタートランクの底面にソフトな感触のファブリックマットを採用している。
足廻りは、フロントに、スポーティなテレスコピック式サスペンションを装備するとともに、前輪ブレーキは、Dioに大径95mmの機械式リーディング・トレーリング式を、また、Dio SRとDio ZXには、制動フィーリングに優れた油圧式ディスクを装備。
前・後輪の幅広チューブレスタイヤとあいまって軽快かつ快適な走りを実現している。
外観は、フラッシュサーフェスを基調に、ボリューム感ある面を活かしながら、フロントカバーからボディカバーに至るラインをウエッジ(くさび)シェイプとし、車体後部をヒップアップさせることで、躍動的でスポーティな印象を強調。
さらに、マルチリフレクター式のツインフォーカス・ヘッドライト(クリプトンバルブ使用)をスクーターとして初めて採用し、ウインカーレンズとも一体式とすることでシャープさとクリアな印象をもつ個性的なフロント・マスクをより際だたせている。
さらに、Dio SRとDio ZXには、フロントカバーとサイドカバー左右にクローム仕上げの立体エンブレイムを配し、シートにシルキータッチ素材を使用するなどよりクオリティを高めたものとしている。
これにより、Dioシリーズは、この新型ライブ・Dio3タイプを加えスーパー・Dio1 タイプと併せ2機種4タシプとなり、ヤングからアダルトまで幅広いユーザーの要望に応えるも のとなっている。
その他の主な特徴
・駐車時にスタンドを掛け易くするトレッドプレート付きセンタースタンド。
・シンプルな新デザインのメーターパネル。
・押すだけで自動的にOFF位置に戻るプッシュ・キャンセル式ウインカースイッチ。
・スポーティなイメージの新デザインのバックミラー。
・補水不要のMF(メンテナンスフリー)バッテリー。
・ハイマウント・ストップランプ(発光ダイオード採用)内蔵のリアスポイラー。(DioZX)
・カラード・ホイールと90/90-10ワイド偏平タイヤ。(Dio ZX)
1994年12月09日
センタースタンド・ロック機構採用のメットインスクーター 「ホンダ DIO」「ホンダDIO SR」のカラーリングを一部変更し発売
https://global.honda/jp/news/1994/2941209.html
本田技研工業(株)は、’88年に発売以来、約7年間でシリーズ生産累計178万台*1を突破するなど若者を中心に大好評を得ているメットインスクーター「ホンダ DIO」「ホンダDIO SR」のカラーリングを変更し、12月10日より発売する。
このDIOは、フルフェイスヘルメットはもとより、小物の収納にも便利なセンタートランク(メットイン)内に設けたロックインレバーを操作することによってセンタースタンドをロックし、盗難の難易度を高める画期的なロックイン機構を採用し、好評を得ているものである。
このロックイン機構は、キー操作で開閉ができるセンタートランクへのヘルメットの出し入れの際に、一連の動作の中でロックインレバーを操作できるという簡便さを実現するとともに、メインスイッチと一体化されたハンドルロックと併用することで、容易に複数施錠が可能となっている。
今回、DIOは、車体色に新たに「キャンディクラレットマルーン」を設定するとともに、各色の内装色を一部変更するなど、全体をより一層引き締まった精悍なイメージとしている。
また、DIO SRは、質感の高い洗練されたイメージの「パールラズベリーブラック」と「タスマニアグリーンメタリック」の2色に一新している。
カラーリング名称
DIO
・キャンディクラレットマルーン × ブラック(フロア色)
・ピュアブラック × ブラック(フロア色)
・パールアトランティスブルー × ブラック(フロア色)
・パールクリスタルホワイト × タスマングレー(フロア色)DIO SR
・パールラズベリーブラック × ブラック(フロア色)
・タスマニアグリーンメタリック × ブラック(フロア色)※ 主要諸元に変更はありません。
1994年12月21日
センタースタンド・ロック機構を装備したスポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」のカラーリングと細部を変更し発売
https://global.honda/jp/news/1994/2941221.html
本田技研工業(株)は、センタースタンド・ロック(ロックイン)機構やハイマウント・ストップランプ内蔵のリアポイラーを採用し維力強い出力特性(7.2PS/6,500rpm)を発揮するエンジンを搭載したスポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」のカラーリングと細部を変更し、’95年1月24日より発売する。
このDio ZXは、吸・排気効率の高いハイパー・エンジンを搭載し、中・低回転域での伸びやかな加速を生み出すトップクラスの最高出力(7.2PS/6,500rpm)を発揮。
また、制動フィーリングに優れた前輪油圧式ディスクブレーキや、ワイド偏平タイヤなどを装備し、Dioシリーズの中でも、特にヤング層に人気の高いモデルである。
今回、新たにフロントにZX専用の油圧式(ハイドロリック)サスペンションを装備し、スポーティな走り味を一段と高めるとともに、ZX専用のマフラーは、艶やかな光沢を放つ鏡面処理を施したステンレス・カバードタイプとするなど、より質感の高いスポーティな仕上がりとなっている。
また、車体色は、はつらつとした鮮やかな「ピュアフランドルイエロー」や「パールコーラルリーフブルー」を設定し、従来の「ブラック」とあわせ、より幅広いユーザーの要望に応えられるものとなっている。
1995年01月06日
センタースタンド・ロック機構装備のメットインスクーター「ホンダ DIO」に新色を追加し発売
https://global.honda/jp/news/1995/2950100.html
昨年12月にカラーリング変更を行った「ホンダ DIO」に、新たに落ち着きのある高質感漂うイメージの「ムーンストーンシルバーメタリックU」をカラーリング追加し、1月7日より発売する。
これにより、販売色は全5色と選択の枠が広がり、より幅広いユーザーの好みに応えられるものとしている。
カラーリング名称
ムーンストーンシルバーメタリックU
他の販売色
・キャンディクラレットマルーン × ブラック(フロア色)
・ピュアブラック × ブラック(フロア色)
・パールアトランティスブルー × ブラック(フロア色)
・パールクリスタルホワイト × タスマングレー(フロア色)
1995年12月06日
センタースタンド・ロック機構採用のメットインスクーター 「ホンダ Dio」「ホンダ Dio SR」のカラーリングを一部変更し発売
https://global.honda/jp/news/1995/2951200.html
本田技研工業(株)は、’88年に発売以来、若者を中心に大好評を得ているメットインスクーター「ホンダ Dio」「ホンダ Dio SR」のカラーリングを一部変更し、12月7日より発売する。
今回、Dioは、車体色は従来の3色に加え新たに「タスマニアグリーンメタリック」を設定、Dio SRは落ち着きのある質感の高い「ミディアムグレイメタリック」と「ピュアブラック」に一新している。
Dio
・ピュアブラック(継続カラー)
・パールクラレットマルーン(継続カラー)
・ムーンストーンシルバーメタリック(継続カラー)
・タスマニアグリーンメタリック(ニューカラー)Dio SR
・ミディアムグレイメタリック(ニューカラー)
・ピュアブラック(ニューカラー)
1995年12月19日
センタースタンド・ロック機構を装備したスポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」のカラーリングと細部を変更し発売
https://global.honda/jp/news/1995/2951200d.html
本田技研工業㈱は、センタースタンド・ロック(ロックイン)機構やハイマウント・ストップランプ内蔵のリアスポイラーを採用し、力強い出力特性(7.2PS/6,500rpm)を発揮するエンジンを搭載したスポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」のカラーリングと細部を変更し、’96年1月中旬より発売する。
このDio ZXは、吸・排気効率の高いハイパー・エンジンを搭載し、中・低回転域での伸びやかな加速を生み出すトップクラスの最高出力を発揮。
また、制動フィーリングに優れた前輪油圧式ディスクブレーキや、ワイド偏平タイヤなどを装備し、Dioシリーズの中でも、特にヤング層に人気の高いモデルである。
今回、新たに前後のホイールにアルミダイキャストを採用し、従来のZX専用の油圧式(ハイドロリック)フロントサスペンションとあわせて、スポーティな走り味を一段と高めている。
また、シート表皮を細かい格子調に変更するとともに、車体色は、はつらつとした鮮やかな「マグナレッド」や「キャンディエクストリームブルー」と、落ち着いた渋めの「マットアクシスグレイメタリック」や従来の「ピュアブラック」をあわせ、より幅広いユーザーの要望に応えられるものとなっている。
1996年05月23日
簡便な操作で効果的な制動力が得られ安心感を高めた「前・後輪連動ABS」搭載の50ccメットインスクーター「ホンダDio ST」を発売
https://global.honda/jp/news/1996/2960523.html
本田技研工業㈱は、簡便なブレーキ操作で様々な路面状態において効果的な制動 力が得られる画期的な前・後輪連動ABS「M. A. -C.(Motor Actuated Combined) ABS」を搭載した50ccメットインスクーター「ホンダDio ST」を6月28日より発売 しました。
このDio STに搭載の新ブレーキシステム「M.A. -C.ABS」は、より安心感 のある使い易いブレーキシステムの実現を目指して、小型二輪車用としてホンダが独自 に開発したもので、電子制御によるアンチロック・ブレーキ機能と前・後輪連動ブレーキ機能を高次元で融合したものです。
また、ケーブル対応型の電子制御式としては、世界で初めて量産二輪車に採用となります。
この新ブレーキシステムを、初心者から女性まで幅広いユーザー層に支持を得ている50ccのスクーターに搭載することで、ブレーキ操作に対する精神的な不安(車輪ロック)を少なくするとともに、このシステムの有用性をより多くのユーザーに提供できるものとしています。
システム構成
Dio STに搭載の「M.A.-C.ABS」は、前・後輪の車輪速度センサー、ECU(Elec-tronic ControlUnit)、アクチュエータ(作動装置)、ブレーキレバーの操作入力を検知しABS作動時の操作性を向上させるケーブルダンパーから構成されている。
これらのシステム構成部品を小型・軽量化するとともに、各部品の機能が最も発揮できるスペースの確保を追及したことにより、ベース車である「Dio SR」の使い勝手の良いメットインスペースやフラットフロアなどの機能を損なうことなく搭載している。
作動原理
前・後輪連動ブレーキ(左ブレーキレバーのみ)
このシステムは、前・後輪のブレーキ力を適切に行うことによって、簡便な操作で高い減速度や車体挙動の安定化を得やすくすることを目的に、スクーターユーザーにとって比較的使用頻度の高い左レバー(後輪ブレーキ)の操作時に作動させている。
左レバーの操作入力は、ケーブルを介して後輪ブレーキに伝達させるとともに、その操作荷重をアクチュエータ内の角度センサーからECUが演算し、アクチュエータ内の制御モーターが入力に応じて前輪に適切な制動力を発生させている。
ABS
このシステムは、直進ブレーキ時の過大入力による車輪ロックを回避することで、車体コントロール性と制動性能を維持することを目的にしている。
作動原理は、前・後輪の車輪速度センサーから車輪のロック傾向をECUが演算し、アクチュエータ内のモーターと電磁ブレーキを作動させ、車輪がロックしない適正な制動力となるように、前・後輪を制御している。
その他の主な特徴
・空冷・2サイクル・単気筒・49cm3のエンジンを搭載し、ワイドレシオのVマチック(無段変速)により低・中速域で粘り強い走りを発揮させている。
・前・後輪に幅広のチューブレスタイヤを採用。
・フルフェイスヘルメットはもとより、小物の収納にも便利なメットインスペースをシート下に確保している。
・カラーリングは、落ち着きのあるフレイムバイオレットメタリックを採用。
1996年12月17日
スポーティな50ccメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」の機能の向上を図るとともに新色を追加し発売
https://global.honda/jp/news/1996/296129.html
本田技研工業(株)は、力強い出力特性(7.2PS/6,500rpm)を発揮する空冷・2サイクル単気筒エンジンを搭載したスポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio ZX」の燃料タンク容量の増加や、ヘッドライトの光量をアップさせるなど機能の向上を図るとともに、カラーリングを変更し12月23日より発売します。
このDio ZXは、吸・排気効率が高く、中・低回転域での伸びやかな加速を生み出すハイパー・エンジンの搭載や、制動フィーリングに優れた前輪油圧式ディスクブレーキを装着するなど、Dioシリーズの中でも特にヤング層に人気の高いモデルです。
今回、燃料タンクを大容量の6Lにするとともに、ヘッドライトの光量をアップした40W/40Wのハロゲンタイプを採用するなど、機能の向上を図っています。
外観は、ヘッドライトとウィンカーを四輪車イメージの一体型クリアアウターレンズでまとめ、より精悍なフロント回りを演出しています。
また、フロントフォークには、ツーピースタイプのボトムケースを新たに採用することで、一段とスポーティなデザインにしています。
車体色は、ブーンシルバーメタリックとキャンディマーベラスオレンジの2色を新たに設定。従来の精悍なピュアブラックとマットアクシスグレイメタリックを合わせ、4色のバリエーションでユーザーの好みに応えられるものとしています。
1996年12月17日
簡便な操作で効果的な制動力が得られる新開発の「前・後輪連動ブレーキ」を搭載するとともに機能の向上を図った50ccメットインスクーター「ホンダDio」を発売
https://global.honda/jp/news/1996/2961217.html
本田技研工業㈱は、簡便な操作で効果的な制動力が得られる新開発の前・後輪連動ブレーキシステム「コンビ・ブレーキ」を搭載するとともに、燃料タンクの容量を増加させるなど使い勝手を向上させた50ccメットインスクーター「ホンダ Dio」を12月23日より発売します。
また、専用カラー採用の「ホンダ Dio SP」を’97年1月1日より発売します。
このDioは’88年に発売以来、初心者はもとより幅広い層に愛用されているメットインスクーターです。
今回搭載した新開発のコンビ・ブレーキは、より安心感のある扱い易いブレーキシステムの実現を目指してホンダが独自に開発したもので、比較的使用頻度の高い左ブレーキレバー(後輪ブレーキ)の操作時に、制動力を前・後輪に適切に配分しています。
この連動システムは、シンプルでコンパクトな構造にするとともに、前輪ブレーキを従来モデルドラムタイプから、安定した制動力が得られ易いディスクタイプに変更しています。
また、燃料タンク容量を6Lにアップするなど機能面での充実を図りながらも、価格は従来モデルのDio SR(ディスクブレーキ仕様)比べ、9,000円低い価格設定とすることで、幅広いユーザーの要望に応えられるものとしています。
*コンビ・ブレーキとは、連動(Combined)、便利(Convenience)の意味をもたせた造語
尚、コンビ・ブレーキはあくまでもブレーキ操作を補助するためのシステムであり、ブレーキングの基本は左右のブレーキレバーを同時に操作することです。コンビ・ブレーキシステムの構成
左ブレーキレバーによる制動操作を前・後輪に連動配分させるために、「手元イコライザー」を左レバーブラケットに設け、後輪ブレーキワイヤーと、「コネクティングケーブル」(前輪制御のためのケーブル)をそれぞれ接続しています。
右ブレーキレバー部には、コネクティングケーブルの動作を前輪マスターシリンダーに伝えるための「ノッカー」と、前輪への制動力配分を適切にするための「特性設定スプリング」を設けています。コンビ・ブレーキの機能
この前・後輪連動システムは、初心者ユーザーにとっても比較的使用頻度の高い左ブレーキレバーの操作時に作動させています。
また、左ブレーキレバーを握る力の強弱に応じて、前・後輪への制動力を適切に配分して、より効果的な制動力を得られやすくしています。
その他の充実した機能
・燃料タンクの容量を従来の 5.3L から 6.0L へとアップし、給油の頻度を少なくしています。
・ヘッドライトの光量アップを図った 40W/40W のハロゲンヘッドライトを採用し、視認性の向上を図っています。車体のカラーリングは、新色のブーンシルバーメタリックに豪華なイメージのキャンディメープルレッド、精悍なピュアブラック、落ち着いたタスマニアグリーンメタリックの4色を設定。
なお、Dio SPは専用色のミディアムグレイメタリックを採用しています。
また、フロントフォークとホイールの色をミストラルゴールドメタリックに変更するとともに、ヘッドライトとウインカーを、四輪車イメージの一体型クリアアウターレンズでまとめるなど全体に高級感にあふれたデザインとしています。
エンジンは、定評の空冷・2サイクル・単気筒・49cm3 のエンジンを搭載し、ワイドレシオのVマチック(無段変速)によって、低・中速域でスムーズで粘り強い走りを発揮させています。
Dioシリーズは、’96年6月に発売した前・後輪連動ABS「M.A.-C.(Motor Actuated Combined)ABS」搭載のDio STに加え、今回のコンビ・ブレーキ搭載のDioとDio SPをラインナップすることで、幅広いユーザーに扱い易いブレーキシステムを提供できるものとしています。
*DioとDio SPの主要諸元は同一です。
1997年12月18日
50ccメットインスクーター「ホンダ Dio/Dio ZX」のボディカラーを変更し発売
https://global.honda/jp/news/1997/2971218-diozx.html
本田技研工業(株)は、力強くなめらかな出力特性の2サイクル・単気筒エンジンを搭載し、幅広いお客様に好評をいただいているメットインスクーター「ホンダ Dio」と「ホンダ Dio ZX」のボディカラーを変更し、’98年1月20日より発売する。
Dioのボディカラー 全4色
・新色 ポーセリンシルバーメタリック
・新色 アビスブルーメタリック
・新色 ココアパウダーメタリック
・継続 ピュアブラック*従来のブーンシルバーメタリック、タスマニアブルーメタリック、キャンディメープルレッドの3色は廃色となります。
Dio ZXのボディカラー 全3色
・新色 メタルブラウンメタリック
・新色 メイイエローメタリック
・新色 エスセテシズムシルバーメタリック*従来のキャンディマーベラスオレンジ、ブーンシルバーメタリック、ピュアブラック、マットアクシスグレイメタリックの4色は廃色となります。
*Dio、Dio ZXともに主要諸元に変更はありません。
1998年10月27日
50ccメットインスクーター「ホンダ Dio/Dio ZX」のカラーリングを変更し発売
https://global.honda/jp/news/1998/2981027.html
本田技研工業(株)は、力強く滑らかな出力特性を発揮する空冷・2サイクル単気筒エンジンを搭載し、若者を中心に人気のある、スポーティなメットインスクーター「ホンダ Dio/Dio ZX」のカラーリングを変更し11月4日より発売する。
Dioのカラーリング 全3色
・キャンディグローリーレッド (新色)
・ピュアブラック (継続)
・ポーセリンシルバーメタリック (継続)●変更内容 フロント・両サイドステッカーマークのデザイン変更
Dio ZXのカラーリング 全3色
・パールシーシェルホワイト (新色)
・ブーンシルバーメタリック (新色)
・ピュアブラック (継続)*従来のDioのアビスブルーメタリックとココアパウダーメタリックとDio ZXのメイイエローメタリックとメタルブラウンメタリックは廃色となります。
*主要諸元に変更はありません。
1999年09月13日
原付メットインスクーター「Dio(ディオ)」シリーズをマイナーチェンジし発売
https://global.honda/jp/news/1999/2990913.html
本田技研工業(株)は、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのメットインスクーター「Dio」と「Dio ZX」をマイナーチェンジするとともに、お求めやすい価格の「Dio・J」をタイプ追加し、それぞれ国内の新排出ガス規制に適合させ9月14日より発売する。
このDioは、’88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、国内においてシリーズの累計販売台数が280万台を突破するなど、幅広い層に好評を得ているモデルである。
今回、3車種ともに、キャブレターのセッティングを変更するとともに、マフラー内部に酸化触媒(キャタライザー)を採用することで、国内の新排出ガス規制に適合させている。今回のモデルの変更点(シリーズ共通)
●キャブレターのセッティングを変更し、マフラーの内部に酸化触媒(キャタライザー)を採用することでCO、HCの削減を図り、国内の新排出ガス規制に適合させている。
●マフラーの構造を変更することで、国内の新騒音規制に適合させている。各モデルの主な変更点
Dio
・リアキャリアの大型化。
・フロントフォークのボトムケース部のカラー変更。
・マフラープロテクターの形状変更。Dio ZX
・マフラープロテクターの形状変更。
・スケルトンタイプのリアスポイラーの採用。※今回新たにタイプ設定したDio・Jは、Dioをベースに、フロントブレーキをドラムに変更している。
従来からの主な特長
・フルフェイスヘルメットなどが収納できるメットインスペース。
・盗難の抑止に効果的なセンタースタンドをロックできる「ロックイン機構」。
・大容量6.0Lの燃料タンク。
・前・後チューブレスタイヤ
・簡便な操作で効果的な制動力が得られる前・後輪連動ブレーキ「コンビ・ブレーキ」システム。(Dioのみの装着)カラーバリエーション
Dio・J
シャスタホワイト
ブラックDio
ポーセリンシルバーメタリック
キャンディグローリーレッド
べガブラックメタリックDio ZX
ピュアブラック
ブーンシルバーメタリック
パールシーシェルホワイト
2000年02月01日
「ホンダ ライブ・Dio・J」に人気のホワイトカラーバージョンを追加し限定発売
https://global.honda/jp/news/2000/2000201a.html
本田技研工業(株)は、Dioシリーズの「Dio・J」のホワイトをベースに、フロントフェンダー、サイドカバーを車体色と同系色にした「ライブ・Dio・Jホワイトスペシャル」を2月2日より限定5,000台発売する。
全体を白でまとめ、スポーティー感を演出した外観としている。
国内スクーター市場で最量産モデルのDioシリーズは、1988年の発売以来、約300万台を販売するベストセラーモデルとなっている。
カラー
・主体色:シャスタホワイト
※ 主要諸元に変更はありません。
2000年03月23日
「ホンダ ライブ・Dio ZX」のスケルトン仕様を限定発売
https://global.honda/jp/news/2000/2000323.html
本田技研工業(株)は、若者を中心に愛用されている50ccのスポーティーなメットインスクーター「ホンダ ライブ・Dio ZX」に、人気のスケルトン素材を採用した「ホンダ ライブ・Dio ZX スケルトン」を3月24日より限定5,000台発売する。
このライブ・Dio ZXスケルトンは、昨年の第33回東京モーターショーに参考出品し、大変好評を得たモデルで、ハンドルカバーやフロントカバー等外装部品の一部に半透明のスケルトン素材を採用し、ゴールドの前・後ホイールとあいまってスポーティーさをより強調するとともに、軽快感を演出している。
車体色は、爽やかなサイバークリアブルーと愛らしいサイバークリアレッドの2色を設定。
※主要諸元に変更はありません。
2000年08月25日
「ホンダ ライブ・Dio ZX」のスペシャルカラーを限定発売
https://global.honda/jp/news/2000/2000825.html
本田技研工業(株)は、若者を中心に愛用されている50ccのスポーティーなメットインスクーター「ホンダ ライブ・Dio ZX」に、ブリティッシュ・アメリカン・レーシング(BAR)・ホンダF1チームカラーをイメージした「ホンダ ライブ・Dio ZX・スペシャル」を8月26日より限定5,000台発売する。
このライブ・Dio ZX・スペシャルは、フロントカバーに個性が際立つ「BAR ホンダF1チーム」ロゴを施し、ボディカラーと同色のリアスポイラー、レッドの前・後ホイールとあいまってスポーティーさをより強調するとともに、力強さを演出している。
車体色
アキュレイトシルバーメタリック
※主要諸元に変更はありません。
2000年08月30日
「ホンダ ライブ・Dio・J」のスペシャルカラーを発売
https://global.honda/jp/news/2000/2000830.html
本田技研工業(株)は、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのメットインスクーター「Dio・J」にシルバーの塗装を施した「ライブ・Dio・J・スペシャル」を8月31日より発売する。
車体色はアキュレイトシルバーメタリックを採用、シートとフロアのブラックとあいまって高級感ある外観としている。
国内スクーター市場で最量産モデルのDioシリーズは、’88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、幅広い層に好評を得ているモデルである。
車体色
アキュレイトシルバーメタリック
※主要諸元に変更はありません。
2001年03月21日
50ccスクーター「ライブ Dio ZX」と「ライブ Dio・S」に盗難抑止システムを装備するとともに新色を設定して発売
https://global.honda/jp/news/2001/2010321a.html
Hondaは、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのスクーター「ライブ Dio ZX」と「ライブ Dio・J」に、盗難抑止システムを追加するとともに新色を設定し、「ライブ Dio・J」のネーミングを「ライブ Dio・S」に変更して、3月22日より発売する。
国内スクーター市場で最量産モデルのDioシリーズは、’88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、幅広い層に好評を得ているモデルである。
今回、盗難抑止システムとして、メインスイッチ、シートオープナー、ハンドルロックをメインのキーシリンダーに集約するとともに、キーシリンダーにはキーシャッターを装備している。
また、キー付きガソリンタンクキャップや、イモビアラームプレワイヤリングを標準で装備するなど、高いセキュリティーシステムを備えている。
また、それぞれに2001年の新色を設定している。
※ライブ Dio・Sは、ライブ Dio・Jをベースに盗難抑止システムを装備したモデル。
車体色
ライブ Dio ZX/3色(新色)
・フォースシルバーメタリック
・パールミルキーホワイト
・チェッカーブラックメタリックライブ Dio・S/4色
・サンタフェブルーメタリック(新色)
・イクエイターレッドメタリック(新色)
・ブラック、シャスタホワイト
2001年12月20日
50ccスクーター「ライブ・Dio・S」のスペシャルカラーを限定発売
https://global.honda/jp/news/2001/2011220-livedio.html
Hondaは、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのメットインスクーター「Dio・S」にシルバーの塗装を施した「ライブ・Dio・S・スペシャル」を12月21日(金)より発売する。
今回、車体色はスペシャルカラーのフォースシルバーメタリックを採用。
フロントフェンダー、サイドカバーを同系色のハスキーグレイとすることで、高級感ある外観としている。
国内スクーター市場で最量産モデル*のDioシリーズは、’88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、幅広い層に好評を得ているモデルである。
車体色
フォースシルバーメタリック
いや~、この総まとめ作業、皆さまが思っている以上に大変でした。。。
このホンダ公式ニュースリリースによると、
1回目のマイナーチェンジは1996年12月(1997年モデル)で、
☑コンビブレーキを搭載(Dio)
☑タンク容量アップ(Dio/ZX)
☑ヘッドライト光量アップ(Dio/ZX)
☑ヘッドライト回りクリアアウターレンズ採用(ZX)
☑Fフォークに2ピースボトムケース採用(ZX)
といった内容です。
そして2回目は1999年9月に行われた平成10年排ガス規制への対応でした。
排ガス規制に対応するためにキャブレターのセッティングを変更し触媒付マフラーとなった規制後モデルが「後期」と呼ばれることになる訳ですが…
ちょっと長くなり過ぎたので、フレーム番号などの整理については、また次回にしたいと思います。