税金雑学

年度末に予算が余った場合の有効活用法?[年度末の予算消化の話]


本日は、いわゆる「年度末」だった訳ですが、年度末が近づくにつれて予算消化のことで頭がいっぱいになる企業は未だに存在します。

個人的な意見としては、全くもってしょうもない考え方だと思うのですが、今回はこの「予算消化」について考えてみたいと思います。

予算消化とは??

予算消化とは、予算を消化することです(笑)

つまり、年度末や期末に余っている予算を使い切ることを言います。

それでは、なぜ余っている予算を使い切ろうと一生懸命になるのでしょうか?

予算が余ったということは、会社にとっては経費が削減され利益が出たということなので、一見するとHAPPYな状況と言えます。

しかし、会社全体ではなく、部署単位などで見た場合、不都合が生じる可能性があるのです。

1つは、「実は不要説」による不都合。

余ってしまった予算は不要だった!という判断となり、翌年度の予算を減額されてしまう訳ですね。

もう1つは、「予算活用していない説」による不都合。

売上目標を達成するために設定された予算を余らせた状態で、その売上目標が未達になってしまっている場合、この部署の管理者の評価がダダ下がりとなる訳ですね。

と、このような理由から、「予算消化」という考えが存在するのですが、どうせ消化するなら無駄遣いをせず、有効に使い切りたいところです。

無駄のない予算消化

無駄のない予算消化のキーワードは「ノベルティ」「販促物」「広告」です。

ノベルティで予算消化

社名やロゴを印刷したノベルティ作成は、予算消化のド定番となっており、ひと昔前まではカレンダーやタオルが主流でしたが、コロナ禍の影響もありアルコール消毒やマスクケースといった新しいノベルティ商品もラインナップされ、最近ではエコバッグなども人気を集めています。

販促物で予算消化

普段であれば、なかなか見直す機会の無いポスターやチラシなど販促物も、予算消化で作り変えると良いでしょう。

広告で予算消化

年度末は広告市場が賑わいます。
出稿、DM、WEB広告など、時代のニーズにあった広告を検討すると良いでしょう。

予算消化は計画的に

色々と書いてきましたが、予算消化は会社の利益を削って、各部署の不都合を解消するという発想から生まれています。

様々な考えがあるので、その全てを否定することは致しませんが、何でもかんでも使い切れば良いというものでもありませんので、予算消化はくれぐれも計画的に行って頂きたいと思います。


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