今回は、この純正オイルポンプを、
強化オイルポンプに交換していきます。
カブ系のオイルポンプは、純正流用で強化されている方も多いと思いますが、
キタコの「スーパーオイルポンプ」にしました。
見た目はノーマルとほぼ同じですが、「ノーマル比=約1.5倍」とのこと。
定価は税込4,180円(アマゾン実売で3,400円前後)です。
純正と比べてみてもほぼ同じ。
これがビフォーで、
こっちがアフター。
これがビフォーで、
こっちがアフター。
何だか、見た目の変化が無さ過ぎて、ちょっと満足度が低いですね…。
で、本日の本題なのですが…
オイルポンプ交換時のオリフィス拡大は必要でしょうか??
ちなみに、今回私はオリフィス拡大を行っていません。
ボアアップエンジンといっても75ccだし、
当面はモンキー純正キャブで、そんなに出力を上げる予定もないし、
中低速重視で、上まで回す予定もないし、
オイルクーラーの装着予定もないし、
と、理由は色々とありますが、純正のクランクケースをイジりたくなかったというのが1番の理由です。
油圧の問題、腰上と腰下のオイル分配量の問題などもありますが、
「オイルポンプだけ強化してオリフィス拡大しない」
というのは実際のところどうなのでしょうか?
A オリフィス拡大しないんだったら純正オイルポンプのほうがマシ
B オリフィス拡大しないと純正オイルポンプと同じ
C オリフィス拡大しなくても多少は強化オイルポンプの恩恵がある
そもそも乗り方は人それぞれで、色々な考え方があるのは承知しておりますが、私は自分の乗り方の場合は、気休め程度でも「C」ではないかと考えています。
まぁ、こんなときはメーカーの意見に従うのがベターですね。
「オリフィス拡大をして下さい!」
なのか、
「オリフィス拡大をすると尚良し!」
なのか。
え~っと、キタコの取扱説明書によると…
TECHNICAL INFORMATION
クランクケースのシリンダー接続部にあるオイル通路(オリフィス)については、ドリルで「「スーパーオイルポンプはφ1.5」「ウルトラオイルポンプはφ2.0」に拡大させるとより一層潤滑性能を向上させて下さい。
但し、表記以上に拡大させると、油圧が低下し、各パーツが焼き付き(原文ママ)恐れがありますので、十分注意して下さい。
ん?
『拡大させるとより一層潤滑性能を向上させて下さい。』
なんでしょう、この違和感。
『拡大して下さい』
でもなく
『拡大させるとより一層潤滑性能が向上します』
でもない。
いやぁ、日本語って難しいですね(笑)