先日、グラトラ君のプラグの火が飛ばなくなったのですが、
このグラトラ君は、
ちょっと奮発してイリジウムプラグを入れていました。
以下、NGKスパークプラグ製品サイトより、イリジウムプラグの良いところを引用します。
燃費も加速もアップする高性能プラグ
イリジウムIXプラグは、一般プラグに比べ燃焼の広がりが速く、また絶縁体先端部にサーモエッジを設けて、プラグ汚損を改良した高性能プラグです。
始動性・加速性アップ
あなたの愛車に上質な走りを。アクセルを踏み込んだ瞬間にマシンがうなる!
このクイックな反応は、走りの新しい喜びへ!!
燃費アップ
抜群の燃費性能。
お財布にも環境にもやさしく。イリジウムIXプラグは一般プラグに比べ着火性が良く抜群の燃費効率により燃費向上!!
抜群の燃焼効率
極細中心電極で抜群の着火性!!
NGKスパークプラグが世界ではじめてイリジウム合金を採用!!イリジウムIXプラグは、一般プラグに比べ、火炎の広がりが速くエネルギーロス(消炎作用)が少ない高性能プラグです。
くすぶりに強い
サーモエッジはNGKスパークプラグだけ!!
汚れにくいから高性能が持続!!微小放電が生まれるサーモエッジを絶縁体先端部分に設計。長時間の低速走行によって絶縁体に付着したカーボンを微小放電で焼き切り、プラグの着火性能を常に高く維持します。
強力なスパーク
極細径イリジウム合金中心電極が電界強度を改善し、低い電圧でより強力なスパークを発生します。
燃焼の安定
スパークが中心電極の先端部に集中しますので常に安定した燃焼が得られ、燃費向上につながります。
とまぁ、お値段が高いという事実を除けば、非常に素晴らしいプラグな訳です。
しかし、「旧車やキャブ車にはイリジウムプラグは使わない方が良い!」という噂を良く耳にします。
これはおそらく、旧車やキャブ車は燃調がバッチリ決まっていないケースが多く、カブらせてしまった場合などには、イリジウムプラグの方が清掃・再利用し辛いからだと思います。
標準プラグはお安いので、カブったプラグは遠慮なく交換している方が殆どだと思いますが、イリジウムプラグはその中心電極の細さから「清掃に制限」があり、都度交換するには高価であるため、このような噂が立ったのでしょう。
プラグの清掃
プラグの点検の際、プラグがくすぶっていた場合は、プラグクリーナーで清掃してください。
プラグクリーナーがない場合は、パーツクリーナーを吹き付け、ナイロン製のブラシ等でカーボンを落としてください。
<注意>
・中心電極や外側電極ではなく、絶縁体部(セラミックス)を清掃ください。
・ワイヤーブラシ等、金属製のブラシは使用しないでください。絶縁体部(セラミックス)に金属粉が付着し、絶縁性が保てなくなり、火花リークにつながります。
・白金プラグやイリジウムプラグなど中心電極の細い貴金属プラグは、電極を傷める事がありますので、ブラシをあてないでください。
旧車やキャブ車ではイリジウムプラグのメリットを享受できない!ということは決してなく、カスタム内容や季節に応じてキャブセッティングをする方は、標準プラグをの方が実用的だ!という意味と私は解釈しております。
実際に、12Vゴリラ君もPC20キャブに交換当初はイリジウムを入れておりましたが、
現在は、標準プラグに戻していますし、グラトラ君もしばらく様子を見つつ標準プラグに戻そうかと検討中です。