グラトラ君のオイル漏れ修理の続きです。
前回はヘッド回りのオイル漏れをキレイに掃除して、大体の容疑を特定するところまで行いました。
そして、先日行ったオイル交換にて、第1弾の治療を行っておりました。
実は、このオイル交換で投入したエンジンオイルは、ワコーズのアンチエイジングオイルだったのです。
ワコーズ アンチエイジングオイル
■SAE粘度:10W-30
■100%化学合成油
■オイルの特長:
多走行車や低年式車に必要とされる、優れた洗浄性能や厚い油膜、オイル漏れに対する性能を備えた4サイクルガソリンエンジンオイルです。
1.エンジン内部の汚れを溶解し、クリーンな状態を保持します。
2.厚い油膜でエンジン内部を保護し、振動や音の発生を抑制します。
3.紫外線ライトを照射すると蛍光を発しますので、漏れやにじみを発見しやすくなります。
4.ゴムシールからのオイル漏れやにじみの予防に効果があります。
■適用車種:
4サイクルガソリンエンジンオイル車(湿式クラッチ搭載車含む)
■注意事項:
次回オイル交換時には、オイルエレメント交換をおすすめします。 2サイクルエンジン及びディーゼルエンジンには使用できません。
その後オイル漏れは…
症状は少し改善しましたが、やはり漏れてますね。
え?
漏れてないように見えますか?
そんなときは、紫外線ライトを照射してみましょう。
アンチエイジングオイルは紫外線ライトで照らすと蛍光(上記画像で水色に見える部分)に光るのです!
恐らくですが、ヘッドカバーの液体ガスケットに付着したオイルは、ロッカーアームシャフトのところから流れてきたものだと思いますので、ヘッドは開けずにロッカーアームシャフトのところのOリングを交換しつつ様子を見ることにします。