晴天の土曜日。
こんな日は、家族でお出掛け♪
と思ったら、娘は部活で学校へ…。
そして、相方もその部活の当番で学校へ…。
という訳で、一人残されることになったので、12Vゴリラ君のキャブレターの交換とセッティングでもやりながら、家族の帰りを待ちたいと思います(笑)
ずいぶん前に買っていたものの、交換するタイミングを逸してしまっていたこちらのキャブレター。
皆様ご存じ、ケイヒンのPC20キャブレターです。
そのままポン付けでも問題なさそうですが、何度もセッティングのために脱着するのも面倒なので、一発でセッティングを決めるべく、事前にジェット類を交換していきます。
まずは、メインジェット。
少し見え辛いですが、標準では『#85』がセットされていました。
素人キャブセッティングの鉄則?『ちょい濃い目』を狙いたいので…
写真だと刻印は見えないですが、
諸々考慮して『#95』をチョイスしました。
次にパイロットジェット(スロージェット)。
標準では『#35』がセットされていたので、
こちらも、ちょい上げて、
『#38』にしました。
ジェットニードルのクリップ位置は、取り敢えず真ん中。
純正のエアクリボックスは取付不可なので、35φのパワーフィルターを購入し、
事前にキャブに組んでおきます。
インマニはキタコ。
ヘッドのインテークポート加工をしていないので、キャブ側20φから、
ヘッド側13.7φ?に向って、
尻つぼみになっているタイプです。
こちらも事前にキャブに組んでおきます。
あとは、車体に組み込む際に、ガスケットとインシュレーターを入れればOKですね。
では、キャブレターを交換していきます。
まずは、燃料コックoff。
ドレンを緩めてフロート室内のガソリンを抜きます。
そして、二次エア対策で使用していた液体ガスケットを剥がして、
純正キャブを外してしまいます。
なお、スロットルケーブルは、純正をそのまま使うことにしました。
二次エア混入を防止するためにも、このヘッド側の面はキレイにしておきましょう。
写真:純正キャブとPC20の比較
いよいよPC20を組み付けていきます。
まず先に、スロットルケーブルにキャップとスロットルバルブを取り付けて、
ちょちょいのちょいで、
完了です。
PC20は、純正キャブよりも一回り大きいので、
ドレンホースとシリンダーとのクリアランスはギリギリ(ほぼアウト)になりました。
スロットルケーブルも、ギリギリ。
燃料ホースは、燃料コックが純正下向きタイプということもあり、元々のホース長では窮屈になってしまったので、
超短足にカットしました。
あとはプラグを1番上げて、
エアスクリュー(1回転半戻し)とアイドルスクリュー(アイドリング音を聞きながら適当戻し)を調整すれば、キャブレター交換&セッティングの完了です。
[セッティングメモ]
エンジン仕様:
キタコ ライトボアアップ75cc
排気:
ミニモト REVアップマフラー
(インナーバッフル有)
吸気:
キタコ パワーフィルター(φ35)
点火プラグ:
7番(NGK CR7HIX)
キャブレター:
PC20
〇メインジェット #95
〇パイロットジェット #38
〇ジェットニードル Eリング位置「3/5段目」
〇エアスクリュー 1回転半戻し
〇アイドルスクリュー 適当戻し
早速、走らせてみましたが、カブりや息づぎもなく、問題なく吹け上がりました。
やや重い感じもするので、ちょい濃い目のセッティングになっていると思いますが、取り敢えず冬の間はこのままの仕様でいきたいと思います。
ちなみに、ライトボアアップ程度であれば純正キャブでも問題なく走りますが、PC20に交換したことでパワー感が格段にアップしました。
キャブレター交換の価値はお値段以上ですね。
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