諸事情あって、油温計を取り付けることにした12Vゴリラ君。
諸事情の詳細はコチラの記事をご覧下さい。
取付簡単なディップスティックのタイプでも良かったのですが…
走行中に油温の上昇と下降を確認したいので、小型のデジタルメータを取り付けることに。
チョイスしたのは、SP武川の『コンパクトLEDサーモメーター』で、油温センサー用の『マグネット付きドレンボルト』が付属する品番『05-07-0007』という商品です。
モンキー・ゴリラの電源取り出し
この商品の作動電圧はDC10V-16Vとのことなので、まずはキーONでDC12Vの電圧がかかる配線に接続する必要があります。
エレクトロタップで電源を取り出しても良いのですが、純正配線に手を加えないように、こんな感じの電源取り出し用の配線を事前に作成しました。
配線の黒色は電源取り出し用、緑色はアース用です。
ギボシ端子の金色は純正配線に接続するホンダ用端子、銀色はテンプメーターに接続する通常端子を使っています。
では早速。
ヘッドライトレンズを外して、中の配線を確認していきます。
プラス電源は、メインスイッチとニュートラルランプの間の黒色の配線から取ることにします。
先ほど事前に作っておいた配線を繋ぐと、
こんな感じ。
マイナス線(アース線)は、メーターからきている緑色の配線に繋ぐことにします。
こっちにも、事前に作っておいた配線を繋ぎます。
ここに、テンプメーターの配線を繋ぐと、
こんな感じになります。
なお、このSP武川のテンプメーターの配線は、プラスとマイナスそれぞれに雌ギボシ端子の配線(赤丸)が余るので、他のメータなどが接続できるようになっています。
今後、タコメーターなどを追加する際には、重宝しますね。
モンキー・ゴリラのテンプメーター設置場所
テンプメーターの設置場所としては、ミラーマウント型のステーか、ハンドルクランプ型のステーを取り付けるのが一般的だと思いますので、
デイトナのミラー穴(M10ボルト)取付用のメーターステーを購入しました。
ただ今回は、ハンドルポスト付近に設置できればドレンボルトから取る予定の油温センサーから延長コード無し(標準コード長700mm・延長コード長1,000mm)で届きそうだったので、
ここに設置しました。
本体を付けると、こんな感じですね。
ドレンボルトから油温センサー取り出し
今回購入したテンプメーターは、3φのスティック温度センサーをドレンボルトに差し込むタイプとなっています。
メーターからの配線取り回しは…
クラッチケーブルを這わせる感じですかね。
ではでは、ドレンボルトをセンサー穴付のものに交換するので、オイル交換をしていきます。
まだ、ヘッドサイドカバーの削り節が出てきますね。
ちなみに今回のオイルは、あえて「ホンダ ウルトラ G1(10W-30)」を使って、まずは標準グレードのオイルで油温の上昇度合を確認してから、ハイグレードオイルを試してみる予定です。
ドレンボルトに温度センサースティックを挿入して、
配線をまとめたら完了です。
秋晴れの夕刻、市街地を20~30分ほど走らせてみると、
74℃。
その後、20分ほど放置して、
改めて計測すると、
57℃。
走行風で油温が下がったり、信号待ちで油温が上昇したり…
「空冷」を肌で感じることができて、意外と楽しいです。
値段も手頃なので、このテンプメーターは「なくても良い」ではなく、「あった方が良い」アイテムだと思います。
炎天下の渋滞時などで、どれくらい油温が上がるのか、今から楽しみです♪
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