まだエンジン組付けから40kmしか走っていないゴリラ君ですが、予定通り1回目のオイル交換を行いました。
最初から初回のオイルは速攻で抜く予定だったので、
常備している「ウルトラG1」を入れていたのですが、今回はそこそこ回す予定なので、
お気に入りのアマリーオイル(鉱物油)です。
ボアアップエンジンには化学合成油!というのが基本のようですが、鉱物油がダメな訳ではなく「ボアアップしたんだからオイルはキチンと選んでね!」という風に私は解釈しています。
一般的には、
化学合成油:
高純度・高性能オイルで、始動性良し、耐熱性高し、劣化遅し、蒸発性低し!でも値段高し!笑
部分合成油:
主成分は鉱物油でありながら、鉱物油の弱点を化学合成油の成分で補うように作られていて、お値段と性能のバランス良し!
鉱物油:
原油を蒸留して精製された昔ながらのオイルで、価格が安いので耐熱性が低く酸化速度が速い!
と言われています。
ただ、今回使用したアマリーオイルのように高性能な鉱物油も存在しますし、化学合成油の一般的なメリットが、必ずしも全ての車種にとってのメリットになる訳ではありません。
詳しい説明は割愛しますが、車種や乗り方に合ったオイルを選ぶことが大切であって、ベースオイルが「化学合成油」なのか「部分合成油」なのか「鉱物油」なのかというのは、あまり重要ではないと個人的には考えています。(あくまでも個人的な意見です。)
では、私はなぜアマリーオイルを選んだのか!?
それは…
匂いが好きだからです(笑)
さてさて、話が逸れてしまいましたが、オイル交換の話に戻ります。
いつものとおり、ドレンワッシャーを銅製2mm厚のものに交換しつつオイル交換を済ませた後は、
廃油の中に含まれる異物のチェックを行います。
シリンダーとピストンを交換しているので、ある程度の鉄粉は仕方ないとして、
黒い樹脂片(ゴム片)がありました。
これは間違いなく、ボロボロの状態で組まれていたプシュロッドヘッドの欠片です。
そして、あまり出て欲しくはなかった金属片も出ていました。
これは、削れていたシリンダーヘッドサイドカバー(L)の欠片の可能性が高いと思います。
カムチェーンスプロケットを止める2本のボルトのうち1本が純正ではない間に合わせの寸足らずなボルトだったので、
このボルトが緩んでヘッドサイドカバー(L)を削ってしまったのでしょうか。
若しくは…
クラッチアウターに一部欠けている箇所があったので、その破片の可能性もあります。
本来は、エンジンを全バラして洗浄するのが理想なのかもしれませんが、エンジンにダメージを与えることなく全ての異物がオイルとともに排出されることを祈りつつ、暫くはこまめなオイル交換を続けていきたいと思います。
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