ジャンクエンジンとの闘い５回目。
今回は、散々な状態だった12Vモンキーエンジンのカムチェーンテンショナーまわりの部品を交換していきます。
※詳細は、第２回目を参照。
まずは、フライホイールを外すべく、ホルダーでフライホイールを固定してセンターのロックナットを外します。
このロックナットは相当なトルクで締まっていて、エンジン単体を木製の作業台に乗せているだけの状態で外すのは、相当苦労しました。
次に、フライホイールプーラーを使ってフライホイールを外します。
フライホイールプーラーの先端を反時計回りにねじ込んで、クロスレンチになっている部分を時計回りに回すと、パコッと外れました。
フライホイールが外れると、ステーターコイル（ジェネレーター）がこんにちは！するので、これも外してしまいます。
上記写真の赤丸のボルトを外すと、簡単に外れます。
次にステーターベースを外すのですが、ここの２本のスクリュー（赤丸）は、ショックドライバーがないと外せないと思います。
ステーターベースを外すと、
ようやく目的地に到着です！
しかし、探し物（粉砕されたプシュロッドヘッドの破片）は見つかりませんでした。
過去にオイルと一緒に排出されていれば良いのですが、腰下は正常と信じてクランクケースを割る予定は無いので、手配しておいた部品を交換して終わりたいと思います。
写真左側がもとから付いていた部品で右側が新たに手配した部品ですが、そもそも6Vモンキー用のマニュアル調整式の部品が適当に付いている状態だったので比較対象にはなりませんね。
カムテンショナーシーリングボルト(14mm)
純正部品№：90081-035-000
割引後購入価格 334円（税込）
カムテンショナーシーリングボルトワッシャー(14mm)
純正部品№：90441-035-000
割引後購入価格 161円（税込）
カムテンションスプリング
純正部品№：14541-GB4-681
割引後購入価格 245円（税込）
カムテンショナーブランジボルト_油圧解除用(6×18)
95701-06018-00
割引後購入価格 36円（税込）
カムテンショナーボルトシーリングワッシャー_油圧解除用(6.5×12)
純正部品№：90461-357-00
割引後購入価格 334円（税込）
カムチェーンテンシナープッシュロッド
純正部品№：14550-GB0-911
割引後購入価格 1,274円（税込）
カムチェーンテンシナープッシュロッドヘッド
純正部品№：14566-086-030
割引後購入価格 150円（税込）
あとは逆の手順で組み戻していくのですが、その際にステーターベースの固定ネジ、その奥のＯリング、そしてステーターベースのデカＯリングを新調しました。
可愛い宇宙人風に並べてみたのですが、いかがでしょうか（笑）
Ｏリング(6×1.7)
純正部品№：91317-171-003
割引後購入価格 188円（税込）×２個
フラットスクリュ(6×16)
純正部品№：93600-06016-0A
割引後購入価格 30円（税込）×２個
Ｏリング(107×2)
純正部品№：91301-035-003
割引後購入価格 323円（税込）
最後にフライホイールを組付けて完了なのですが、
ここのロックナットの締付トルクは「3.0～3.8kg・m」とのこと、一人ぼっちで、木箱の上で、ホルダーでフライホイールが回転するのを押さえた状態で、このトルクを出すのは少し苦労しました。
そんなこんなで、
完了です。
そろそろ玄関にバラバラになったエンジンパーツを置いておくのが邪魔になってきたので、さっさと組み上げてしまいたいところです…。
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