お子さんが大切にしていた玩具(おもちゃ)を捨てるタイミングはいつか??
小さなお子さんをお持ちの方であれば誰しもが悩むことではないでしょうか。
※子供の玩具は捨てないほうが良い!という考え方もあるそうなので、今回記載する内容は、あくまでも個人的な意見ということで、ご理解下さい。
私は、成長にあわせてどんどんと新しい玩具を買い与えることは決して悪いことではないと思っています。
しかし、収納スペースなどとの兼ね合いから、思い出が詰まっているからといって、いつまでも古い玩具を取っておく訳にもいかず、古い玩具はじゃんじゃん処分する必要があるというのが大人の事情…。
試しに子供に聞いてみると…
子供に『この玩具、もう使ってないから捨てていい?』と聞いても、十中八九『まだ使う!』という答えが返ってくるでしょう。
(うちの娘も、そうでした。)
そこで我が家では、使っていないであろう玩具をしばらく押入の奥に寝かせておき、1ヵ月経っても子供がその玩具のことを思い出さなければ、勝手に捨てるようにしていました。
(この方法を採用していたのは、~2・3歳くらいまでだったと思います。)
しかし、この方法には1つ落とし穴があって、ふとした瞬間に子供の頭の中からすっかり消えていた既に捨ててしまっている玩具を思い出すことがあるのです。
それは、小さい頃の写真や動画を見ているときです。
流石に0歳や1歳の頃の玩具の記憶は薄いようですが、2歳以降に使っていた玩具の写真を見ると、『おー!ひさしぶり♪』と言って、玩具ケースの中を探しだす可能性があるのです。
(何とか誤魔化した回数、数知れず…)
保育園や児童館に寄付するという選択
そんなこんなで、我家が行き着いた先は、次に使ってくれる方に譲るという方法です。
甥っ子・姪っ子や親戚の中に、ご自身のお子様より小さいお子様がいらっしゃれば、それがベターですし、いらっしゃらない場合でも、地域の保育園や児童館などで寄付を受け付けているケースも数多くあります。
その他にも、少し調べれば玩具をリサイクルする方法が沢山ヒットします。
そして、
「もう○○ちゃん(くん)は、大きくなったから、この玩具使わないよね。次に使う小さなお友達に使ってもらおうね♪」
と言うと、お子様は、ほぼ100%の確率で納得してくれるでしょう。
(我家は100%でした!ただ単純なだけかもしれませんが…)
子供の絵本を捨てるタイミング
前述の方法は、玩具だけでなく絵本や洋服などでも同じですね。
もちろん、『モノを買う』ということの本来の意味(本質)を知るためには、『捨てる』ということを学ばせることはとても大切なことです。
ただ、個人差があるにしても3・4・5歳くらいまでは、『捨てる』ことは、あまり良いことではない!という教育で良いのかな…と私は思います。
車好きの子供と家の車
私自身がそうだったように、うちの娘は車好きに育っています。
(間違いなく、親の影響だと思いますが…)
そんな車好きな子供にとって、玩具よりも、絵本よりも、洋服よりも、愛着(執着?)があるのが、家の車(おうちのくるま)です。
私たちは、仕事の兼ね合いもあって一般家庭の平均よりも車を乗り換える回数が多いのですが、車を乗り換える際にも、玩具や絵本と同じ説明を子供にしています。
何かを買うこと
何かを売ること
何かを捨てること
何かをリサイクルすること
普段の生活の中で当たり前のことであっても、子供にとっては様々な疑問や発見があるイベントであったりします。
そこには「モノを大切にすること」だけでなく、「環境」「市場」「流通」「雇用」などに関する、様々な教材としての要素が詰まっています。
あとは、それを大人たちが、どのように子供たちに伝えていくか…
答えのない問題ですが、子供のことを考えて何かを伝えようとしたとき、大人が考える以上に子供は何かを吸収していると思います。
車好きの子供と大人に贈る乗り物絵本
最後に少し宣伝させて下さい。
車好きの子供と大人のために書いた絵本が完成間近となりました。
今回の記事で書かせて頂いた内容は、この絵本を読んで頂ければ、よりご理解頂けるのではと思っています。
出版されましたら、HPにて告知いたしますので、楽しみにお待ち下さい。