仕事と愛車

【第9回(前編)】WEBライター/森中 忍さんの『仕事と愛車』


今回ご登場頂きますのは、WEBライターの森中 忍(もりなか しのぶ)さんです。森中さんはWEBライターとして活動しながら、ご自身でバイクメディアの運営もされているとのこと。また、森中さんは「ライター」でありながら「ライダー」でもあるので、その辺りのお話もお聞きできればと思います。

森中 忍 × WEBライター

酒井:「森中さん、この度はインタビューに応じていただき有難うございます。」

森中さん:「こちらこそ、お声がけ頂き有難うございます。様々な分野でご活躍されている皆様の中に混じってご紹介していただくということで、大変恐縮しております。」

酒井:「そんな、恐縮だなんて!自分で言うのもどうかと思いますが、この『仕事と愛車』は大した企画ではありませんから!笑。ただ、より多くの方に森中さんのことを知って頂くきっかけになればと思います。」

森中さん:「そうですね、せっかくの機会をいただきましたので、この場をお借りして、まずは、私の仕事についてご紹介させていただきますね。」

酒井:「おぉ、さすがライターさん!いつの間にやらインタビューの進行が森中さんのペースに…。」

森中さん:「おっと、失礼しました!笑。現在私は、自動車・バイク関連をメインとしたWEBライターの仕事をしています。また、自身でバイク情報メディアを立ち上げ、その運営を行ったり、WEBライターやメディア運営のノウハウを教える講師としての仕事もしています。」


写真:WEBライターの森中 忍さん

酒井:「なるほど、やはりジャンルは自動車とバイクなんですね。私も自動車業界の出身で、今は税理士という仕事をしていますが、森中さんも自動車業界のご出身なのですか?」

森中さん:「私は、もともと自動車メーカーで生産や設備管理の仕事をしていました。そして、入社と同時にバイクレースにも取り組むことになり、仕事では自動車!レースではバイク!という具合に、乗り物中心の生活を送っていました。」

酒井:「その頃の経験が、今のお仕事につながっているのですね。」

森中さん:「ええ、そんな環境に10年近く身を置いていたものですから、自然と車やバイクについての知識が身に付きました。」

酒井:「でも、どうしてWEBライターというお仕事に辿り着いたのですか?」

森中さん:「私の場合は、『自分の知識を生かした仕事をしたい!』と思った時に出会ったのがWEBライターという仕事でした。特にバイクは自分で組み上げるのは勿論のこと、暇さえあれば空き地でミニバイクやモトクロッサーに乗って練習していたので、ライディングテクニックについても理論的に説明できるようになっていましたから。」

酒井:「なるほど、自分の知識を仕事に活かすというのは理想の働き方ですね。ところで、今さらながらWEBライターというのは、具体的にどのような内容のお仕事なのですか?」

森中さん:「WEBライターの仕事は、主にネットで検索した時に見るサイトに書かれている文章や、企業のホームページ内にある文章を書く仕事のことを言います。皆様が困った時やわからない時って、パソコンやスマホで調べると思います。その時に出てきた文章は、実は私たちWEBライターが書いた文章なのです。」

酒井:「私たちが無意識に目にしている文章が、まさにWEBライターさんの作品という訳ですね。」

森中さん:「そうですね。WEBライターの仕事を一言で表現するなら『正しい情報をわかりやすく伝えること』です。正確な情報はもちろんのこと、読み手に簡単に伝わるような文章を意識して記事を執筆しますので、新聞や雑誌に書かれている文章とはちょっと違うんですよね。」

酒井:「う~ん、なんだか難しそうですね。」

森中さん:「確かに、簡単ではありませんね。ただ闇雲に書くのではなく、SEO(Search Engine Optimization)と言って、検索された時に上位に上がる記事、すなわち『良質なコンテンツ』と検索エンジンに認識してもらえる記事が書けなくてはいけませんから。」

酒井:「ただ闇雲に記事を書いている私としては、耳が痛い話ですね…。」

森中さん:「酒井さんの記事は、税理士さんだから書ける専門的な内容で、素晴らしいと思いますよ。ただ単純にネット上で情報をかき集めて作った記事では評価されませんので、私たちWEBライターは、執筆シャンルについて専門的な知識が求められるのです。」

酒井:「いわゆる『SEOライティング』ってヤツですね。」

森中さん:「その通りです。酒井さんが自動車業界に特化した税理士さんであるように、私は自動車やバイクについての知識・経験を持っていたので、『自動車・バイクジャンル特化ライター』として活動をしているということになります。」

酒井:「ある意味、似たもの同士ということですね。WEBライターさんの仕事が分かってきたところで、森中さんの具体的な仕事内容についても、教えて頂けますか?」

森中さん:「現在はアフィリエイター様や企業様の運営されているサイト内での記事執筆を中心にお仕事させていただいております。バイク関係については、様々なキーワードで上位進出している記事も執筆させていただいておりますので、もしかするとバイク関係で調べた人の中には、私の書いた記事を読まれている方がいるかもしれませんね。」

酒井:「私は、日課のようにバイク関連のネット検索をしているので、きっと森中さんが書かれた記事を読んでいますね。でも、WEBライターさんとして活動していくには、専門ジャンルに詳しくないと厳しいということですよね。」

森中さん:「いえ、必ずしも検索エンジンに評価される記事が書ければいけないということではありません。商品紹介やコラム記事など、求められるライティングの種類は依頼主によって非常に様々なので『文章を書くことが好きな人』であれば、努力次第で誰でもなれますよ。」

酒井:「なるほど。『好きこそ物の上手なれ』ですね。」

森中さん:「う~ん、ちょっと意味が違いますが、そんなところです。しかも、WEBライターの仕事はノートパソコンが1台あればどこでもできる仕事ですので、場所や時間に縛られることもありません。そのため、必要な情報を求めて移動しながら仕事もできますし、時には旅行をしながらだってできるのです。さらに隙間時間にも少しずつできるので副業にもぴったりですよ。」

酒井:「ここへきて、WEBライターの良いところを畳み掛けてきましたね。」

森中さん:「失礼しました。ちょっと最後はWEBライターの仕事の宣伝みたいな話し方になってしまいましたが、自由な働き方をしたい人は、スキルさえ身に付ければ自由に働けるWEBライターの仕事は本当におすすめできます。」

酒井:「森中さん、有難うございました。お蔭様で、WEBライターというお仕事のことが、良く分かりました。このインタビュー記事をご覧になった方も、きっと私と同じ気持ちになると思います。ちょっとここで小休止して、後半では『バイクメディア運営』や『バイクレース』についても色々とお話をお聞かせ下さい。」

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後編へつづく


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