少し前に某お笑い芸人さんの無申告問題が話題になっておりましたが、どういった訳か「脱税」や「所得漏れ」について質問を受ける機会が多いので、この2つの違いについて考えてみたいと思います。
まず、税金に関する申告が少なかったり、そもそも申告をしていなかった場合には、本来納付すべき税金に加えて「過少申告加算税(申告した税金が少なかった場合)」や「無申告加算税(申告していなかった場合)」という罰則の税金が追加で発生することになります。
このような事態を総称して「所得漏れ(申告漏れ)」と呼ぶのが一般的です。
そして、この申告漏れが発生してしまった経緯が「うっかりミス」であれば話はそこで終わるのですが、いわゆる「確信犯」であった場合には、さらに重い罰則である「重加算税」が課されます。
ここまでくると「所得漏れ」という言葉では補いきれず、「所得隠し」と呼ばれたりします。
この「所得隠し」と「脱税」は、ほぼ同じ意味です。
税法っぽい言葉を使うならば「事実の隠蔽」「事実の仮装」を少しでも行った時点で、それは立派な「脱税」行為なのです。
さらに、「悪質性」「脱税の規模」などから必要と判断された場合には、刑罰が適用されることもあります。
コメダ珈琲店のカフェオーレとミルクコーヒーの違い
話は変わりまして、私はよく「コメダ珈琲店」を利用するのですが、そのメニューにある「カフェオーレ」と「ミルクコーヒー」(「アイスオーレ」と「アイスミルクコーヒー」)の違いをご存じでしょうか?
写真:珈琲所コメダ珈琲店HPより(komeda.co.jp/)
両方ともコーヒーとミルクを混ぜた飲み物であることは同じなのですが、上記写真からも分かるとおり、その割合が異なるそうです。
噂によると、カフェオーレは、コーヒー:牛乳が4:6。
ミルクコーヒーは、コーヒー:牛乳が2:8。
同じコーヒーとミルクの組み合わせでも、割合が違うだけで、商品名だけでなく、その味わいも異なってきます。
写真:今日私が飲んだアイスオーレ
結論
「脱税」と「所得漏れ」の違いは、「カフェオーレ」と「ミルクコーヒー」の違いと同様に、故意(濃い)か否かである。
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