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サクっと読みたい方は、ぜひ下記リンクから「総集編」をご覧ください。
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DT50が退院してから、約3ヶ月。
整備が完了したとはいえ、実際に走らせてみることによって気付く不具合や、ある程度の距離を走行することによって起こる症状などは、必ずといって良いほど発生するものなので、3ヶ月を経過したこのタイミングで、経過報告をしたいと思います。
その後のDT50の状態ですが…
絶好調で元気に走っています!
トラブル発生を期待?していた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません(笑)
まだまだ、ワイヤー類交換などのリフレッシュ作業と、錆取りなどの仕上作業が残ってはいますが、91年式のオフ車としては、十分にキレイな状態で、この程よく年式を感じさせる外装も風情があって、私自身、現状で十分に満足しております。
しかし、乗ってナンボのバイクですから、私のようなタマにしか乗らない人間が持つより、ちゃんと乗って、修理やリフレッシュを楽しみながら大切に乗って下さる方が持つ方が、DT50には良い環境だと思います…。
そこでこの度、1人の若者にこのDT50を託すことに決めました。
私が生まれたのが、1979年
初代DT50が発売されたのが、1982年
我らがDT50(3LM2型)の発売は、1991年
この若者が生まれたのは、1995年
個人情報なので、詳しいことは申し上げられませんが、この若者は、TS50やRG50Γ(ガンマ)などを乗り継いでいて、2ストや旧車に対する理解もあり、
「この方ならDT50を託しても良い」
と思えました。
自分の年齢のこともそうですが、様々な時代背景とともに遷り変っていくバイクの姿を思い浮べると、色々と考えさせられますね…。
活躍の場を失っていたヤマハDT50という名車を、中村モーターサイクル商会さんの手によって復活させて頂き、次の世代に引き継げたことは、とても嬉しく、小さな達成感のようなものを感じると同時に、少し安心した思いもあります。
低迷しているバイク業界を救う鍵を握っているのは、リターンライダーでも女性ライダーでもなく、若者世代です。
「若者のバイク離れ」
という言葉で片付ければ、そこで話は終わってしまいます。
私たち1人1人が、いかに「バイクの楽しさ」を次の世代に伝えていくか…。
ヤマハDT50という1台の原付バイクが、多くのことを教えてくれました。
ヤマハDT50という1台の原付バイクが、様々なことに気付かせてくれました。
これからも、新たなオーナーのもとで、元気に活躍することでしょう。
最後に、今回の企画にご協力頂きました中村モーターサイクル商会の中村将人さんに、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
本当に有難うございました。
写真:DT50旅立ちの日のラストショット
DTの旅立ちですか、自分は通学で今DT50を使ってるので少し寂しい気持ちになりますね。
次のオーナーさんが大切に使ってくれるといいですね!
peacock 様
コメント有難うございます。
DT50で通学なんて素敵ですね。
新たなオーナー様は「修理して乗り続ける」と言って下さいました。
きっと、新たなオーナー様のもと、可愛がられると思います。
DT50の企画は終了してしまいましたが、また新たな企画なども考えていきますので、ぜひまた遊びにきて下さい。
酒井