盲導犬の里 富士ハーネスとは
「富士ハーネス」とは、静岡県富士宮市にある盲導犬育成のための多目的施設で、より優秀な盲導犬候補犬を生み出すための繁殖施設や、引退した犬達がゆっくりと過ごせる為のスペースを確保するなど、盲導犬たちのトータルライフケアを行っています。
そして、盲導犬たちをもっと身近に知ってもらう為に、施設を開放されているので、施設内を見学することができるのです。
私たちにバイクがあるように、目の不自由な方に盲導犬を
私たちOFFICE M.N GARAGEは、日本盲導犬協会へ盲導犬の育成資金を贈ることを目的とした募金制度『ヤマハナイスライド募金(YAMAHA NICE RIDE募金)』に賛同させて頂いており、皆様の「何か力になりたい!」という気持ちを、私たちが皆様に代わって日本盲導犬協会へ届ける活動を行っております。
詳しくはコチラをクリック!
そして今回、「視覚障がい」や「盲導犬」についてもっと知識や理解を深めたいと考え、「富士ハーネス」の施設内を見学し、さらに、来場者の目の前で、実際に盲導犬の仕事や役割、訓練を行う様子を紹介する「盲導犬デモンストレーション」にも参加させて頂きました。
「富士ハーネス」施設のご紹介
富士ハーネスは、富士山の裾野に広がる朝霧高原にあり、「富士ミルクランド」から車で1~2分の場所にあるので、ご家族で朝霧高原に遊びに来られた際には、ぜひお子様と一緒にお立ち寄り頂くことをオススメします。
私も先月4歳になった娘を連れて「盲導犬デモンストレーション」に参加させて頂きましたが、4歳児なりに「世の中には、目が見えない人・見えづらい人がいること」そして「そんな方達を助ける“働くワンワン”がいること」を理解し、「街中で困っている人がいたら、声を掛ける“助け合いの気持ち”」の大切さを知ることができました。
写真:「富士ハーネス」施設外観
館内に入りますと、可愛い盲導犬がお出迎えです。
そして、その先の「サポートショップ」には、盲導犬をモチーフにした様々な優れ物のグッズが販売されています。
売上の一部が、「公益財団法人 日本盲導犬協会」に寄付される仕組みになっているそうなので、旅のお土産に、来館の記念に、是非お気に入りのアイテムを探してみてください。
写真:娘が選んだ素敵な速乾性Tシャツ
写真:娘が選んだリボンマグネット
その他、施設内では、実際の盲導犬たちの生活の様子や、様々な資料を見ることができます。
写真:施設内の学習資料室
そして何より、盲導犬のお仕事などについて理解するためには、まずは、「視覚障がい」を持った方達の生活について知る必要があるということを痛感させられました。
私たち健常者が当たり前に行っている日常生活の中の1つ1つの動作が、「視覚障がい」を持った方達にとっては、いかに大変なことか、そしてそれらをサポートするために、どのような工夫や仕組みがあるのか、はたしてそれらは十分であるのか…など、私たち一人ひとりが学び、考えないといけないことだと思います。
写真:オセロやトランプにも工夫がされています
写真:料理道具にも工夫が必要です
写真:白杖(はくじょう)と呼ばれる白い杖
この白杖(はくじょう)は、「視覚障がい」を持った方が歩く際に使用するもので、とても大切な存在です。しかし、この白杖だけでは、「視覚障がい」を持った方が周囲の情報の全てを得ることはできず、常に危険と隣り合わせであることに違いはありません。そのため、白状に代えて盲導犬との歩行を希望される方が数多くいらっしゃるのです。
盲導犬の数と希望者数
今年の3月現在で、996頭の盲導犬が活躍しているそうですが、盲導犬を希望されている方は全国で3,000人を超えていると言われています。
こういった盲導犬が不足している背景には、盲導犬育成の難しさがあります。
私は、今回の施設見学で初めて知ったのですが、盲導犬として育成し訓練を受けさせたとしても、その全てが盲導犬となれるわけではなく、実際に盲導犬となれるのは全体の3~4割程度だそうです。そして何より、盲導犬の育成には財源の確保が必要であり、この財源の9割が、皆様からの募金によって成り立っています。
一人ではできないことでも、
バイクファンの力を集結すれば
社会に役立つ活動が出来るのではないか…
この考え方こそが、ヤマハナイスライド募金(YAMAHA NICE RIDE募金)の始まりです。
ヤマハ乗りでなくても、バイク乗りでなくても、この考え方にご賛同頂ける方は、下記「いいね!」ボタンをクリックして下さい。
「1クリック(いいね!)」ごとに「100円」を、
私たちが「公益財団法人 日本盲導犬協会」に届けさせて頂きます。
もちろん、募金のお金は私たちが負担します。
一人でも多くの方にご賛同頂き、1頭でも多くの盲導犬の育成に繋がれば幸甚です。