◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
サクっと読みたい方は、ぜひ下記リンクから「総集編」をご覧ください。
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
試走に向けての整備を終えた我らがDT50ですが、エンジンをかけて走り出そうとしたとき、新たな不具合が見つかりました。
この写真は、エンジンをかけた状態のメーター回りを撮影したものなのですが、このDT50というバイクは、オイル警告灯の球切れチェックを目的(おそらくですが…)として、エンジンをかけてニュートラル状態のときは、緑色のニュートラルランプと一緒に赤色のオイル警告灯が点灯する仕組になっています。
オイル量が不足している場合には、ギヤを入れている状態でも赤色の警告灯が単独で点灯しますので、補充が必要という訳ですね。
さて、我らがDT50に話を戻しまして、試走しようとエンジンをかけて、ニュートラルランプとオイル警告灯の点灯を確認した後、スーッとハンドルを切りましたところ…
あれ?
ニュートラルランプが消えましたね。
反対側にもハンドルを切ってみたところ…
今度は両方が消えました。
う~ん…
どう考えても、このメインハーネスが怪しいですよね。
という訳で、中村さんに分解点検して頂いたところ、あっさりと原因が判明しました。
どうやら、上記写真のコネクタが緩くなっており、ハンドル動作に合わせて抜けたり刺さったりを繰り返してしまっている状態、いわゆる接触不良を起こしていた様です。
そして、新たに作り変えたコネクタがコチラ!
最後に、ほつれてしまっていたハーネステープを巻きなおしていただいて作業完了です。
さて次回こそ、いよいよ試走の様子をお届けできそうです。
写真:外観は変わらずとも中身は見違えたDT50(左が入手当初で右が現在)