顧問先の社長と一緒にいるときに、社長の知り合いの方にバッタリお会いすると、様々な紹介のされ方をします。
「こちら、うちの会社の税理士さん」
あえて添削をするとなると、これが正解です。
しかし、実際には
「こちら、うちの会社の会計士さん」
「こちら、うちの会社の経理士さん」
「こちが、うちの会社の経理みてもらってる先生」
「こちら、うちの会社の…先生」
などなど、皆様、自由に紹介して下さいます。
これは、私にとっては、光栄なことで、税金の枠に囚われず顧問先の為であれば、どんな事でも相談に乗るスタンスで業務に取り組んでおりますので、呼び方なんて何だって構いません。
しかし、世間では私たち専門家の区分けについて、いまいち認識されていないのも事実なので、前置きが長くなりましたが、今回はその中でも特に違いが分かりづらい「税理士」と「会計士」の違いについてご紹介したいと思います。
以下、違いを簡単にまとめてみました。
<会計士(正式には公認会計士)のお仕事>
会社に出資している投資家さんのために、
独立した第三者の立場から、
会社が作成した書類が正しく作成されているか証明します。
<税理士のお仕事>
顧問先の会社(お客様)のために
会社の代理人としての立場から
税務申告書を作成します。
全くといっていい程、違う仕事ですね。
私自身は、税理士は会社にとっての「正義の味方」だと思って業務に取り組んでおります。
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