私とは対照的で、「まめ」な性格の相方は、その日もせっせとグースのチェーン給油をしていました。
(グースのドライブチェーンには、一般的なチェーンルブではなく、低粘度のチェーンオイルを使用しているので、給油の頻度を少し多くしているそうです。)
そして、給油作業を終えた相方が一言。
「グース、チェーン伸びたねー。」
そう言われて、改めて確認してみると確かに緩み幅が大きくなっています。
納車時にドライブチェーンは新品に交換して頂いているので、走行距離などから考えますと、いわゆる「初期伸び」というヤツでしょうか?
いずれにしても調整が必要なので、ちょっくらチャレンジしてみることにしました。
人生初のチェーン調整(手順と工具の確認)
まずは、手順と工具を確認してみます。
①アクスルナットを緩める
左側が22mmで…
右側が19mmっと。
②トルクリンクナットを緩める
14mmっと。
③チェーンアジャスタクランプボルトを緩める
ヘキサゴンの6mmっと。
④チェーンアジャスタを回す
アジャスタレンチは車載工具を使用っと。
(同じく車載工具のドライバーを挿して使用します。)
車載工具のアジャスタレンチが曲がってしまっていることと、チェーンアジャスタ(エキセントリックカラー)にキズがあることが若干気がかりではありますが、手持ちのMY工具(FPC)で対応可能な様です。ちなみに、チェーンアジャスタ(エキセントリックカラー)は、特殊工具(車載工具)を使わずに、ラジオペンチ+モンキーレンチなどの組み合わせで無理やり回す方法がある様で、キズはその際に付いたものだと思われます。
人生初のチェーン調整(作業)
では早速、必要となる工具を準備します。
そして、アクスルナットを緩めて…
ヨイショ (≧ヘ≦ )
フンッ (≧ヘ≦ )
エイッ (≧ヘ≦ )
ピクリとも回りません!笑
まぁ、後輪の軸となる部分なので、そんなに簡単に緩んでもらっても困りますが、どうしましょう…。
すると、リビングの掃き出し窓から様子を見ていた相方が何やら新たな工具を持ってきてくれました。
車のホイールボルトの増し締め用に使っているトルクレンチだそうで、これなら回りそうな気がします。
気を取り直して…
ヨイショ (≧ヘ≦ )
回りました!
あとは手順通りに調整を済ませて、逆の手順で締め付けます。
ちなみに車載工具の22mm&19mmのレンチはコチラです。
出先でアクスルナットを緩める必要が生じたとしても、コレでは緩められる自信はありませんね…。
最後に軽くひとっ走りして、アクスルナットの増し締めをして完了です。
慣れている方にとっては、日常点検レベルの作業なのだと思いますが、私にとっては一大イベントでした!笑。
これからも、自分で出来る作業などは、少しずつ経験していきたいと思います。