皆さんは、免許を取って一番最初に買った車のことを覚えていますか?
私酒井は、中古でシビックを買いました。
5代目EGシビック(スポーツシビック)の「EG6」ってヤツです。
(愛車紹介のページで、ご紹介させて頂いております。)
EG6は、もともと完成度の高い車なので、給排気系と足回りを軽くイジるだけでスーパー楽しい車に仕上がりました。
そして、何より魅力的だったのは、「VTECエンジン」の存在感です。
~VTECとは~
VTEC(ブイテック)とは、Variable valve Timing and lift Electronic Control systemの略で、本田技研工業が開発した4サイクルエンジン用の可変バルブタイミング・リフト機構および、その名称を言います。
低回転域と高回転域でバルブの開閉タイミングとリフト量を変化させることによって、低回転域のトルクと高回転域のパワーの両方を手に入れることができる画期的な仕組み!といったところでしょうが、私の様な素人には「低回転域ではぐわっときて、高回転域に入ったらコーンって感じのエンジン」との説明が一番しっくりきます。
そして何より驚きなのが、このVTECエンジンの仕組みは、焼き鳥屋で発想されたものなのです。
目の前で焼かれていた「ねぎま」のねぎが下の炭に引っかかって動かず、鶏肉だけが回転した様子を見ていたエンジニアが、新しいエンジンの仕組みを閃いたのだとか。
私なんかは、焼き鳥を見ても食べること意外は思いつきそうもありませんが…。
左側:EG6シビックに搭載されていたB16A型VTECエンジン
右側:2000年に発表された、VTC(Variable Timing Control、連続可変バルブタイミングコントロール機構)を加えた進化型i-VTECエンジン