そもそもフィアットバルケッタというクルマに何の興味も無い方にとっては、意味の無い記事となってしまいますが、これからバルケッタを購入しようかな…なんて考えている変り者の為に、初代バルケッタとニューバルケッタの違いについて簡単にご紹介したいと思います。
生産者が違います
初代バルケッタは、内外装ともフィアット社内でデザインされたものなのですが、その生産は、カロッツェリア・マッジョーラに委託されておりました。
一方、ニューバルケッタについては、フィアット社内で生産されておりました。
「ふ~ん。」
と言われてしまえばそれまでですが…。
見た目(外装)が少し違います
初代バルケッタの後継として2004年7月に国内発表されたニューバルケッタですが、基本的には初代バルケッタのマイナーチェンジモデルですので、シャシやエンジンに大きな変更はありません。
ただ、シングルフレームグリルが採用され、フロントバンパー、リアバンパーのデザイン変更がなされるなど、その外装の一部が変更されました。
ちなみに、これらの変更により、ニューバルケッタの車両重量は、初代バルケッタと比べて20kg増加することとなりました。
写真:初代バルケッタ(左側)とニューバルケッタ(右側)の外装比較
タイヤ・ホイールサイズが違います
初代バルケッタは、15インチ【195/55R15】のスチールホイール(アルミホイールはメーカーオプション)だったのですが、ニューバルケッタからは、16インチ【195/45R16】に拡大され、アルミホイールが標準装備になりました。
現在、社外ホイールに交換している為、純正ホイールの装着写真はありませんでした…。
エンブレムが違います
1899年にイタリアトリノに設立されたフィアット社ですが、その社名は「Fabbrica Italiana Automobili Torino(トリノのイタリア自動車製造所)」の頭文字に由来します。
そして、創業から100年の間に10回以上ものデザイン変更を行ったと言われるフィアット社のロゴエンブレムですが、2000年にもデザイン変更が行われております。
つまり、1995年に発売された初代バルケッタと2004年に発売されたニューバルケッタでは、採用されているエンブレムが異なるのです。
写真:初代バルケッタ(左側)とニューバルケッタ(右側)のエンブレム比較
以上、バルケッタの新旧比較について簡単にご紹介して参りましたが、もちろん今回ご紹介した内容以外にも、相違点はございます。
では結局のところ、何が言いたいのかと申しますと…初代バルケッタでもニューバルケッタでも、ご自身が「かっこいい!」「素敵!」と思った方を選ぶのが一番だと思います!笑
もう少し実用的な「中古バルケッタの選び方」については、また後日。
お楽しみに。
こんにちわ、当方数日前に初代バルケッタを購入したものです。
実は純正スチールホイールを1台分探しておりこちらにたどり着きました
今もお持ちでしたらお譲り頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
コバヤシマサヨシ 様
バルケッタのご購入おめでとうございます。
お尋ねの純正ホイールですが、つい先日他のバルケッタ乗りの方にお譲りしていまいました。
申し訳ございません。
私たちは手放してしまいましたが、バルケッタは持っているだけでHAPPYな気持ちになれる、とても魅力的なクルマでした。
ぜひ、素敵なカーライフをお過ごし下さい。
酒井
酒井 様
不躾な問い合わせにも関わらず
ご丁寧な連絡ありがとうございました、
今回は残念ですが、大事にしていきます。