先日、ジール君に乗ったときのお話です。
買い物を済ませて駐輪場に戻り、エンジンを始動したあと、うっかりサイドスタンドを上げずにシフトペダルを踏み込んでしまいました。
そう、年式や車種にもよりますが、殆どのバイクは今回のようにサイドスタンドを上げずにギアを入れると、安全装置が働いてエンジンが停止(エンスト)する仕組になっているのです。
「はっ、しまった!」
そう思った私は、エンジンを再始動しようと…
「あれ?」
ドッドッドッドッドッ(ジール君のアイドリング音)
ジール君は、エンストしませんでした…。
不思議に思い、帰宅してすぐに相方に事情を説明。
「そうなの?サイドスタンドスイッチの故障かな…?」
とブツブツ言いながら、ジール君のところまで移動します。
どうやら、私にサイドスタンドスイッチの仕組を説明してくれる様です。
そして、ジール君のサイドスタンドの付け根あたりを指差して、説明を開始しました。
「ここにサイドスタンドスイッチがあって…ん?あれ?」
「無いわ!笑」
「なんじゃそりゃ!」
よくよく見てみると、我が家のジール君は、前オーナーの手によってサイドスタンドスイッチが外されていて存在していないではありませんか。
相方曰く、この部品は比較的故障する頻度が高く、走行上必ず必要な部品でもないので、故障を機に取り外してしまうことも多いとのこと。
ただ、取り外してしまった後は、サイドスタンドを下ろしたままの状態では絶対に走行しない様に、気を付けなければなりませんね。
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