6月末にキャブレター・アイドリング不調に陥ってから、
あまりの酷暑のため、さらに1ヶ月以上放置してしまったグース350君の修理記録です。
兎にも角にもキャブレターまで到達しなければならないので、邪魔な物を外していきます。
シートとサイドカバーを外しました。
キャブレターはこの奥ですね。
ガソリンタンクを外すために、まずは燃料コックを固定している2本のボルトを抜きます。
燃料コックからキャブレターへ繋がる燃料ホースは、キャブ側で外しました。
こんな感じになったところで、
給油口脇から繋がるオーバーフロードレンホースを引き上げておいて…
タンクを固定しているボルト2本を抜くと…
無事にタンクを下ろすことができました。
このエアクリボックスが邪魔なのですが、外せそうにないので固定ボルトだけ外して少しだけずらして、
強引にいきました。
ちなみに、エアフィルターはキレイでした。
で、ここからアクセルワイヤーなどを外してキャブレターを完全に外しても良かったのですが、フロート室などもキレイだったので、今回はこの状態から目的のパイロットジェットとパイロットスクリュ付近の清掃のみ行うことにしました。
まず、第一容疑者のパイロットジェットですが、気になる詰まり等はありませんでした。
ただ、せっかくなので純正新品と交換です。
純正品番:09492-42010-000
パイロットジェット42.5
販売価格:484円(税込)
次に、第二容疑者のパイロットスクリュ付近ですが、
戻し量は規定値の2回転で、パッと見では気になる汚れや付着物は無いようでした。
念のためパーツクリーナーで念入りに洗浄して組み戻していきます。
とその前に、2015年2月にグース350君を購入してから9年半もの間、一度もキャブレターを開けてなかったのでメインジェットの番手なども確認しておきます。
う~ん、まだ老眼では無いと思いたいのですが見えませんね(笑)
アップにして確認したところ「125」と刻印があるので、こちらも純正の番手のようです。
純正品番:13258-44B00
フロートチャンバーガスケット
販売価格:451円(税込)
フロート室のガスケットだけ交換して、
NGK エヌジーケー 日本特殊陶業
標準プラグ CR8EK 3478
販売価格:590円
カブったプラグを交換して、
ちょっと気になったフレームのサビを錆止め塗料でタッチアップして、
本日の作業は完了です。
何かすごく大変な作業でしたが、交換部品はたったこれだけ。
総額「1,525円」でした。
調子の方はと申しますと…
絶好調ですね。
以下、手持ち部品の備忘メモです。
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純正品番:13249-41310
Oリング、ドレーンプラグ 1個
(キャブ最下部ドレンのOリング 大)
純正品番:13601-05148
スクリユ(5×14) 2個
(フロートチャンバーのスクリュ)
純正品番:09354-31684-600
ホース(3.1×6.8×600) 1個
(キャブドレンホース)
→09355-30001-600
→ホース(7.4×3.2×135)
純正品番:13258-44B00
ガスケツト、フロートCAHMBER 0個
(フロートチャンバーガスケット)
純正品番:13374-46710
Oリング 1個
(フロート差し込み部のOリング)
純正品番:13374-44080
Oリング 1個
(ニードルバルブのところのOリング)
→13374-35C00-000
→Oリング、ニードルバルブシート
純正品番:13295-29900
Oリング 1個
(パイロットスクリュのOリング)
→13295-29901-000
→Oリング
純正品番:09343-07501(09343-07501-000)
ホース(L:350) 1個
(燃料ホース・コック⇔キャブ)
→09343-07501-000
→ホース(L:350)
純正品番:09401-11407
クリツプ(ID:11.6、H:8) 2個
(燃料ホースクリップ)
→09401-11415-000
→クリツプ
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