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初期型SV650S[前期・逆車AV111] クラッチ調整~クラッチが近い?半クラの範囲が狭い?~(検索)SV400S、VP52A


しばらくSV650Sの話題が続きます。

初めてこのSV650Sに乗った際、とにかくクラッチが近くて、半クラの範囲が狭い印象がありました。

その場でクラッチワイヤー(クラッチケーブル)の調整をして、クラッチの距離を適正にしてから帰ってきたのですが、クラッチレバー側の調整キャパを超えそうだったので、スプロケットカバー側のアジャスタを締めて、クラッチレバー側の調整キャパを増やしておきます。

クラッチレバー側を目一杯ゆるめた状態で、このアジャスタを締めておけば、これからクラッチワイヤーが伸びてきても、ある程度はクラッチレバー側で工具無しで調整ができます。

ちなみに、それでも調整キャパを超えた場合は、プッシュロッドでもクラッチ調整ができます。

手順としては、

・スプロケットカバー脱

・クラッチワイヤーのアジャスタをレバー側、カバー側ともに緩くしておく

・ロックナットを緩めて、アジャストスクリュを2~3回転戻す

・アジャストスクリュをゆっくり締め込んでいき、軽く当たったところから1/4回転戻す

・ロックナットを締め付ける

・カバー側とレバー側でクラッチワイヤーの遊びを調整する(クラッチケーブルの遊び:標準10-15mm)

といった感じです。

それにしても、クラッチの繋がりが唐突というか、発進に気を使うバイクです。

トルクがあるからアクセルをほぼ開けずに発進するのですが、つい癖で大きめに開けてスタートしてしまうと、ちょっとギクシャクします。

まぁ、クラッチ本体に異常がある訳でも無さそうなので…

そういう仕様ってことなのでしょうかね。


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