一人前ライダーへの道

【実車編3】跨いでみました「ヤマハ ジール(Zeal)」


今回の目的は「ネイキッド」の物色ということで、またまた大型中古バイク店に行ってきました。チェーン展開している大型店は幾つかあると思いますが、お店毎の雰囲気の違いなども知りたかったので、少し車を走らせて、前回とは違うお店に行ってみることにしました。
個々のバイクの状態等に関するお話はもちろんですが、納車整備今後のアフターフォローに関するお話もお伺いすることができましたので、大変勉強になった1日でした。

400ccか250ccか

絶滅危惧車に近いレーサーレプリカと違って、ネイキッドは流石に人気があるのか、たくさんの在庫車があります。
闇雲に跨ってもしかたないので、まずは400ccネイキッドであるCB400SF(教習車と同じです。)とXJR400(相方が昔乗っていたのだとか。)に跨り、感触を確かめましたが、やはり爪先が少し着く程度で、足付きには少し不安があります。

でも、せっかく免許(普通自動二輪免許)を取ったのですから、免許の上限排気量である400ccに乗りたいという思いがあります。

さらに、お店の方が
「250ccだとすぐ物足りなくなりますよ!」
「爪先が着いていれば十分です!すぐ慣れますよ!」

と後押しして下さいます。

気持ちがグラリと400ccに傾いてきた矢先、同行していた相方がボソリとひとこと。

「物足りなくなるくらい乗り込むのも楽しいと思うよ。」

確かに、折角なので排気量が大きいバイク(とはいっても大型免許は持っていないので所詮400ccですが…)に乗りたいという思いはありますが、少し物足りない程度のパワーや性能を目一杯使って運転することの楽しさも魅力的です。
特に私の様な初心者は、排気量やパワーに拘らず、自分に合ったバイクを選ぶべきの様な気がしてきました。

そこで改めて250ccネイキッドを物色し、BALIUSVTRホーネットと跨ったところで、相方がどうしても見て欲しいバイクがあるとのこと。
そのバイクとは、タイトルにも記載しました「ヤハマ ジール(Zeal)」です。

スペック紹介(1992年式 ヤマハ ジール)

ヤマハジール

型式:3YX
全長:1,990 mm
全幅:715 mm
全高:1,045 mm
ホイールベース:-
シート高:-
最低地上高:-
乾燥重量:145kg
総重量:-
ブレーキ形式:(前)シングルディスク(後)シングルディスク
タイヤサイズ:(前)110/70-17 54H(後)140/70-17 66H
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:249 cc
最高出力:40PS/12,000rpm
最大トルク:2.7kgf・m/9,500rpm
燃料タンク容量:15L

感想(インプレッション)

ひときわ異彩を放つ何ともいえないシルエット!(飛び跳ねるイルカをイメージしたデザインなのだとか)
私が今まで見たバイクの中で最も美しいと感じました。
また、デザインだけでなく低く設定されたシート高軽量ボディは、女性かつビギナーである私にピッタリです。エンジンもFZR250Rベースの250cc直列4気筒エンジンを中低速重視にセッティング変更して搭載しているので、とても扱い易く、私には十分すぎる性能を持っています。
ただ、当時から女性ライダーやビギナーライダー向けと位置づけられていたこともあって、男性ライダーからは敬遠され、あまり売れなかったそうで、現在の中古車市場においてもタマ数は期待できないというデメリットもあります。

いずれにしても、このヤハマ ジールは最有力候補車となりそうです。


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