いや~、忙しい!
それにしても、忙しい!
とにかく、忙しい!!
全国で8万人前後いるとされている税理士の中でも業務スピードや業務効率ではトップレベルであると自負している私ですが、やる事がちょっと多すぎますね…。
まぁ、自分で「トップレベル」とか言っている段階で、大したレベルではないと思いますが(笑)
こんなときは、気分転換にイカついバイクでも探しましょう♪
という訳で、最近は油冷時代のGSX-R750を探しています。
理由は…
・スズキだから
・油冷だから
・鈴菌感染者だから
などなど、色々とあるのですが、やっぱり私のような小柄(というか短足)ライダーにとって一番の魅力は、やはり『軽さ』です。
初代のGR71Fで、乾燥重量179kg!
北米向け2018年モデルで、車両重量190kg!
750ccクラスでは、脅威的な軽さですね。
ん?
乾燥重量??
車両重量??
私たちオジさん世代にとってのバイクの重さと言えば「乾燥重量」ですよね!?
では、「車両重量」というのは「乾燥重量」とは違うのでしょうか?
車両重量(ヤマハ発動機株式会社HPより)
バイクの重さのこと。
と一口にいってもいろいろある。
乾燥重量は、オイルやガソリンを入れていない重量のこと。
装備重量は、それらを入れた重量。
車両総重量はライダーもプラスした重量のこと。
車両重量は装備重量と同じ意味で使われる。
2008年6月より二輪業界では、車両重量をそれまで乾燥重量だったものから装備重量に変更しました。
過去のモデルと比べてパワーウエイトレシオを計算するときは気をつけましょう。
ですって!
まぁバイクの重さについては、ただそれだけの話なのですが、少しオジさんの昔話にお付き合いください。
空前絶後のレーレプブーム
私が16歳になる少し前、1980年代から1990年代前半にかけて、NSR、TZR、CBRといったレースマシンさながらのガチ走り仕様のバイクが続々と登場した「レーサーレプリカブーム」が起こりました。
バイクの出力は高いに限る!
として、250ccは45馬力!400ccは59馬力!
1992年の自主規制後は、250ccは40馬力!400ccは53馬力!
というのが、当時の若者にとってのバイク選びの最低条件であり、ここにプラスして
「乾燥重量」が軽いバイクの方が早い!
とされていました。
最近のバイクは昔のバイクより重い?
私のようなオジさんライダーは、最近のバイクは重く感じます。
その原因の1つは、本当に最近のバイクが重くなったこと。
・2ストマシンの消滅
・排ガス規制への適合
・安全装置の義務化
などなど、市販バイクは走りを追求するのではなく、安全で快適な乗り物へと進化したのです。
そして2つ目の原因は、前述のとおり、バイクの重さの表記が変わったためです。
当時のレーレプマシンは、性能面はもちろんのこと、「カタログ値」の乾燥重量を軽く見せるために、各メーカーがしのぎを削っていました。
乾燥重量は、オイルやガソリンを入れていない重量のこと。
と先ほどもご紹介しました。
そして、
じゃあ、ブレーキフルードも抜いてOKだよね??
バッテリー液も抜いていいよね??
といった具合に、どんどん計測条件がエスカレートしていった結果、実際にバイクに乗ったときの重さと「カタログ値」の乖離が大きくなってしまったのです。
そんな背景から、現在の国内メーカーのバイクの重さの表記は、実際に乗り出せる状態で計測した重さである「装備重量」に統一されています。
ちなみに、この装備重量(=車両重量)に定員の乗員重量(1人あたり55kgで換算)を足したものが「車両総重量」となります。
まぁ、63kgの私から言わせてもらえば、全国のライダーの平均体重は55kgを超えていると思いますが(笑)