既に申請受付を終了している「事業復活支援金」ですが、昨日に7月11日(月)時点での集計結果が公表されました。
給付実績等
・申請件数 約233万件
・給付実績 約228万件
・給付総額 約1兆6,887億円
事務局業務の委託先と委託費用は
今回の事業復活支援金は、前回の持続化給付金のときと比べて、窓口への問い合わせ電話が繋がりやすかった印象ですが、担当者によって回答内容が異なったり、一番最初に電話に出られた方の制度理解が浅く、保留にしての確認が多かったりと、様々な批判もあったようです。
なお、この事業復活支援金の事務業務(事務局)の委託先は中小企業庁から下記の通り公開されています。
競争入札の予定だったが、参加意思があったのが1者(デトロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社)だけだったので、競争の余地がなく同者と随時契約することにした!って感じのことが書かれていますね。
そして、その委託料(委託契約金額)としては…
令和4年3月までの事業実施分として501億円で委託契約を締結していたものを、4月以降も引き続き事業を実施するため、約960億円に変更したそうです。
給付総額が1兆6,887億円…
事務委託費が960億円…
凄い数字ですが、これによって新型コロナウイルスの影響によって売上が減少した皆様の事業が「復活」することを心より願っております。
そんなこんなで、私ども税理士も事業復活支援金の「登録確認機関」として、事前確認などのお手伝いを無償で行ってきた訳ですが、昨日に事務局から「お礼と事務手数料」に関する案内が届きました。
給付総額が1兆6,887億円…
事務委託費が960億円…
私ども登録確認機関は、いったいいくら貰えると思いますか??
ぐへへへ ԅ(¯﹃¯ԅ)ジュルリ
確認後受給者数に2,000円(税込)(一部確認を実施した場合には1,000円(税込))を乗じた額を、「復活支援金に関する事務手数料」として支払を受けることが可能です。
Σヽ(`□´о)ナンデヤネン(笑)
まぁ、税理士業務に対する「報酬」ではなく、あくまでもボランティアの「事務手数料」ということですね。
なお、登録確認機関は事務手数料の支払を受けることを辞退することもできます。
謹んで辞退させて頂きます。