昨日、Z50JEエンジンの腰上分解の際に『最悪の事態』が発生した!と書かせて頂きましたが、
今回は、この『最悪の事態』に関する内容です。
腰上分解作業に際してカムチェーンのテンションを抜くために、油圧解除用ボルトを緩めようとしたときのことです。
12Vモンキー・ゴリラは、油圧でカムチェーンの張りが自動的調整される仕組みなので、赤丸の部分には油圧解除用のボルトが入っているはずなのですが、なぜか6Vモンキーに採用されていたマニュアル式のアジャストボルトが入っていました。
(アジャストボルトのロックナットは付いていませんでした。)
いやな予感しかしないので、
プッシュロッドにつながる青丸のシーリングボルトを外してみました。
すると、やはりマニュアル式のアジャストボルトが入っていたので、誰かが意図的にカムチェーンをマニュアル調整にしていたのかな…と、この時点では思っていました。
そして、シーリングボルトの奥にあるアジャストボルトも外してみた訳ですが、なぜかプッシュロッドの間にセットされているはずのテンションスプリングが出てきません。
恐る恐る中を覗いてみると…
無理やりねじ込まれたテンションスプリングらしきものが見えました。
引っ張り出してみると、
アンビリバボーです!
しかも、中から出てきたプッシュロッドだけは12Vモンキー・ゴリラの自動調整用でした。
いったい誰がこんないい加減な作業をしたのか。。。
到底「正気の沙汰」とは思えません… ( °o°)ハッ
まさか、あの人では!!
とまぁ、冗談はこの辺にしまして、何が『最悪の事態』かと申しますと、
プシュロッドヘッドが破損していて、その3分の2ほどが出てこないのです。
クランクケース内に落ちてしまっているのでしょうか…。
あまり深く考えたくないですが、次回はフライホイールを外して中の様子を見てみたいと思います。
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